2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

これから製作する本

『のらくら同心手控帖 鴛鴦の春』 瀬川貴一郎著 徳間文庫 351ページ 雪之介が辻斬りに襲われた明くる朝、奉行所に金切り声が上がった。 赤ん坊連れの女が産ませた責めを取れと、身に覚えのない雪之介を詰っているのだ。 騒ぎは一旦収まったものの、女はそ…

びぶりお通信No.212

びぶりお通信No.212 4/27 4月もすでに最終週。 今週後半はすでにGWですね。 今年は、曜日の並びがGOODなようで、 お出かけの予定の入っていらっしゃる方も大勢いらっしゃるようですね。 旅先での珍しい映像など、ございましたら、お土産と…

コラから製作する本

『コトリトマラズ』 栗田有起著 集英社 253ページ 勤務先の社長と密かに付きあう主人公だが、彼の妻の入院で関係は変化する。 そんな彼女が思い起こすのは、母が死体にキスをした遠い日の記憶だった。 『100人館の殺人』 山口芳宏著 東京創元社 315…

びぶりお通信NO.211

びぶりお通信No.211 4/20 四月も後半に突入。 新年度、新しい生活を始めた人もそろそろ、慣れてきたころでしょうか。 それにしても、お天気は安定しませんね。 東京でも、4月だというのに雪が降ったり。 お天気の気まぐれに振り回されて、体調な…

これから製作する図書

『ボクハ・ココニ・イマス 消失刑』 梶尾真治著 光文社 330ページ 消失刑とは、特殊なリングを首にはめて、受刑者を周囲から見えなくする刑罰。 罪を犯し、消失刑を執行されて透明な存在になった男は、それでも一人の女性を救おうとする。

これから製作する本

『桜花の乱 鎧月之介殺法帖』 和久田正明著 双葉文庫 296ページ 浅草雷門で無頼漢を撃退した鎧月之介。 甲源一刀流の鮮やかな太刀筋は瞬く間に市中の評判となるが、月之介を兄の仇と狙う十次郎に見つかってしまう。 十次郎は月之介にとっても、愛しい妻子…

びぶりお通信No.210

びぶりお通信No.210 4/13 4月、新学期のスタートとともに、朝、駅までの道に車の数が増え、 駅のロータリーが、込み合う。 毎年のことだけど、ちょっとイライラ。 朝からイライラするのもどうかと思うけれど………。 さあ、気を取り直して、今週もが…

これから製作する本

『朝鮮総連 その虚像と実像』 朴斗鎮著 中公新書 271ページ かつて希望に満ちていた朝鮮総連がなぜ、金日成・正日親子に忠実に従うだけの組織に成り下がってしまったのか。 かつて朝鮮大学校で教鞭をとっていた著者だからこそ書ける「転落」の軌跡。 *写…

これから製作する本

『御堂関白記 藤原道長の日記』 ビギナーズ・クラシックス日本の古典 藤原道長 繁田伸一編 角川ソフィア文庫 465ページ 王朝時代の事実上の最高権力者であり、光源氏のモデルとされる藤原道長は、どんな毎日を過ごしていたのだろうか。 抵抗勢力のために…

びぶりお通信No.209

びぶりお通信No.209 4/6 4月、新年度のスタートですね。 桜咲く中、新たな門出という方もいらっしゃることでしょう。 びぶりお工房製作の図書も、4月1日から、新たにサピエ図書館にアップするようになりました。 サピエ図書館って何?というお問…

これから製作する本

『はじめまして、本棚荘』 紺野キリフキ著 MF文庫ダ・ヴィンチ 256ページ 本棚荘の大家さんは言う。 「昔は本がお家賃だったのよ」と。 中にも外にも本棚だらけのそのアパートに越して来た“わたし”。 そこで出会ったのは、猫芝居をなりわいとする猫遣い…