びぶりお通信Ｎｏ．５５５ ２／２８ 2月も最終日。風はまだまだ冷たいですが、日の光には、温かさを感じるようになりました。 花粉も飛び出しています。 ガラス張りのテラスで、ゆったりとした午後のひと時など、楽しみたい気分ではありますが、 現実にもど…

『そういう生き物』 春見朔子著 集英社 143ページ 高校の同級生だった２人は、１０年ぶりに偶然再会し、思いがけず一緒に暮らし始めるが…。 一番近くにいるのにわかり合えず、それでも寄り添う２人。 愛と性、心と体の狭間で揺れ動く孤独な心象風景を、瑞々…

『騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編』 村上春樹著 新潮社 511ページ 私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。 夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた。 それは孤独で静謐な日々であるはずだった。 騎士…

『ボローニャの吐息』 内田洋子著 小学館 367ページ ミラノ、ボローニャ、カプリ島、ヴェネツィア、プーリアの山村の日常生活の中に見つけた音や色、味覚、匂い、手触りを通して、イタリアの〈美しいということ〉の源を探る。 エッセイストが、イタリアの人…

２月１５日 金の諍い（日雇い浪人生活録 ２ ハルキ文庫 時代小説文庫） 創元推理文庫） ２月１７日 猫忍（実業之日本社文庫） ストレスチェック時代のメンタルヘルス―労働精神科外来の診察室から―

『ＡＣＴ 警視庁特別潜入捜査班』 矢月秀作著 講談社文庫 435ページ 通常捜査不可能な事件に“非合法”潜入捜査専門捜査官たちが招集された。 その１人、田宮一郎はホームレスとして上野公園に現れ、振り込め詐欺組織に潜入。 闇を演じ、悪を暴く。『小説現代…

『かげろう妖剣』 鳥羽亮著 講談社時代小説文庫 273ページ 影の目付が江戸で悪を斬る。 シリーズ第５作。

１月２７日 ジャングル・ブック２ （角川文庫） １月３１日 音楽の友2月号 ２月７日 毟り合い―六億円強奪事件―（講談社＋α文庫） 家宝の鈍刀（雇われ師範・豊之助 双葉文庫） ２月１４日 節約は災いのもと（[家政婦は名探偵] 創元推理文庫） プリンス・チャ…

『情熱のナポリタン ＢＡＲ追分』 伊吹有喜著 ハルキ文庫 247ページ 昼と夜で２つの顔をもつＢａｒ追分を舞台に描く物語。 シリーズ第３作。

びぶりお通信Ｎｏ．５５３ ２／１４ ２月１４日、バレンタインデーですね。 立春を過ぎても、まだまだ寒い！！ チョコレートを食べて温まりましょう！！ （本来のしきたりとは違うけどね………） そうそう、チョコレートにはポリフェノールがたっぷり入っていて…

『吾妻鏡 別巻 鎌倉時代を探る』 五味文彦、本郷和人、西田友広、遠藤珠紀、杉山巌編 吉川弘文館 245ページ 「吾妻鏡」の特徴、諸本と伝来、描かれた時代の概略などを記し、「吾妻鏡」から広がる鎌倉時代の政治と法、社会と文化などの多様な問題を平易に解説…

『「使える人材」を見抜く採用面接』 細井智彦著 高橋書店 面接の進め方や、面接官としての心構えなど面接の基本理論を解説するほか、応募書類のチェック方法、具体的な質問方法などを実戦形式で説明する。 ＊ 図表多数あり