『軽薄 』 金原ひとみ著 新潮社 ２４０ページ 年上の夫と幼い息子、充実した仕事を手に満たされた暮らしを送っていた女性は、アメリカから帰国した未成年の甥との破滅的な関係に踏み出してゆく…。 空虚の果てにある一筋の希望を描く。 『研鑽 表御番医師診療…

『新任巡査』 古野まほろ著 新潮社 655ページ 凡庸にして心優しい頼音。 ある能力を備えた男勝りの希。 ふたりの新任巡査の配属先は駅の東と西にある交番だった。 元キャリアの著者が描く、新しい警察小説。

びぶりお通信Ｎｏ．５０６ ２／２３ 毎年のこととはいえ、今年もやってきました。花粉の季節。 花粉の少ない杉の研究が進んでいるとかいうことですが、 すでに植わっているものは、しばらくは花粉を飛ばし続けるわけで、 むやみに植林した因果応報というか。…

びぶりお通信Ｎｏ．５０５ ２／１６ 三寒四温とはいうものの、５月のような温かさ（暑さ）になったかと思ったら、 今度は一気に冬に逆戻りで、雪がちらつくという、何とも破天荒なお天気です。 体調管理をおこたらないようにしたいですね。 では、今週のライ…

『タイムライダーズ 失われた暗号 １、２』 アレックス・スカロウ著 金原瑞人・樋渡正人訳 小学館 １：315ページ ２：245ページ ２００１年のニューヨークで、かすかな変移の波を感じた。 謎めいた古文書を解読したという大学生に会って調べてみると、解読さ…

２月１６日 昭和最後の日 怪しくゆかいな妖怪穴

『霞隠れの女』 鳥羽亮 講談社文庫 277ページ 愛すべき醜男、御隠居剣の塚原に持ち込まれた娘拉致事件をさぐるうちに見えてきた大物幕閣の陰謀。 シリーズ第３作。

『アガサ・レーズンと死を呼ぶ泉』 Ｍ・Ｃ・ビートン著 羽田詩津子訳 コージーブックス 330ページ 隣村に湧く泉をめぐって、殺人事件が発生。 窮地に陥ったミネラルウォーター会社の社長を助けるため、主人公は捜査を始める。 英国ちいさな村の謎 ７ 『作者…

『猫侍 玉之丞、江戸へ行く』 八牙ツケ著 ＡＭＧブックス 208ページ 怪我が原因で酒に溺れる日々を過ごしていた飛脚は、ある日、村の子供たちから江戸のお殿様に届け物をしてほしいと頼まれる。 預かった箱を携えて走る彼だったが、箱から出てきたのは白い仔…

２月６日 海外ミステリ・ハンドブック ２月９日 戦後７０年わたしの戦争体験―いまだから伝えたい当時の思い出、平和への祈り。戦後はまだ終わってはいない。― 月刊ジャイアンツ２０１６年３月号

びぶりお通信Ｎｏ．５０４ ２／９ 巷ではインフルエンザが猛威をふるいだしたようです。 そして、そろそろ花粉も……… 春の憂鬱のスタートですねえ。 めげずに頑張りましょう！！ 新たに着手した本 『寄港地のない船』 『艦隊これくしょん ７』 『レジまでの推…

びぶりお通信Ｎｏ．５０３ ２／２ ピリピリと肌を刺すような寒さが続いていますが、明日は節分、そしてあさっては立春。 暦の上では、春なんですねえ。 でも、やっぱり寒い。 インフルエンザも猛威を振るい始めたとか。 健康には十分注意しましょう。 では、…

２月１日 音楽の友２月号 ２月２日 貧乏お嬢さまと王妃の首飾り ２月３日 墓標なき街