これから製作する本

『のらくら同心手控帖 鴛鴦の春』 瀬川貴一郎著 徳間文庫 351ページ
 
雪之介が辻斬りに襲われた明くる朝、奉行所に金切り声が上がった。
赤ん坊連れの女が産ませた責めを取れと、身に覚えのない雪之介を詰っているのだ。
騒ぎは一旦収まったものの、女はその夜、暗闇に乗じて斬り殺されてしまう。
子は残されるわ、殺しの疑いはかけられるわ、危地に立たされた雪之介。
しかも、夏絵と月岡が拐かされた。
一体、何者の仕業なのか?禁足中で動けぬ雪之介は…。
 
 
『きみが見つける物語 オトナの話編』 大崎善生、奥田英郎、原田宗典森絵都山本文緒  角川文庫 204ページ
 
笑って、泣いて、怒って、泣いて。
恋をして、失恋をして。本を読んだり、たいせつな存在と出会ったり。さまざまな経験が、きみをやがて大人にするのです。
大人になったきみの姿がきっとみつかる、がんばる大人の物語。
いま読みたい名作を厳選、超豪華ラインアップでおくる、短編小説集。