『小やぎのかんむり』 市川朔久子著 講談社 253ページ 親との確執を抱える中学３年生の少女が飛びこんだのは、小さな山寺でのちょっと不思議なサマーキャンプだった。 人のやさしさを知る物語。 『老後親子破産』 ＮＨＫスペシャル取材班編 講談社 233ページ…

『地域再生の失敗学』 飯田泰之、木下斉、川崎一泰、入山章栄、林直樹、熊谷俊人著 こ光文社文庫 303ページ 気鋭の経済学者が、地方問題に携わる一線級の論客たちと対談。 現在危機的な状況にある地方・地域の再生に、本当に必要とされるものはなにか。 これ…

『3時のおやつ ふたたび』 松井今朝子、小路幸也ほか著 ポプラ文庫 200ページ 小学生のとき大好きだったおやつ、初めて作ったクッキー…。 作家、エッセイスト、脚本家など３０人が、おやつの記憶を語ったエッセイ集、第２弾。 ＊ イラストあり

昨日はサピエ休止中に完成した図書を一挙アップ θ11番ホームの妖精 アガサ・レーズンと死を呼ぶ泉 からだとはなす、ことばとおどる タイムライダーズ 失われた暗号２ なぜ日本人はご先祖様に祈るのか ビッグデータ・コネクト まるで天使のような みんなの少…

びぶりお通信Ｎｏ．５１７ ５／１７ 沖縄地方はすでに梅雨入りとか。 夏への前哨戦といったところでしょうか。 若干の蒸し暑さにもめげず、今週もがんばりましょう。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝…

『憲法の無意識』 柄谷行人著 岩波新書 201ページ なぜ改憲は実現しないのか。 なぜ九条は実行されていないのに、残されているのか。 日本人の歴史的・集団的無意識に分け入り、世界平和への道筋を示す。 ＊ 図あり

『瓢箪から駒』 千野隆司著 双葉文庫 287ページ 幾人もの侍に追われていたところを豊之助が救った常太郎と名のる若侍は、いかにもいわくありげな様子。 素性も事情もいっさい語らず、帰る家もないという。 豊之助は常太郎を来栖道場に居候させてやることにし…

『我々の恋愛』 いとうせいこう著 講談社 488ページ 2001年、世界の恋愛学者が山梨に集まり、『二十世紀の恋愛を振り返る十五ヵ国会議』が開催された。 そこで「二十世紀最高の恋愛」に選ばれたのは、日本の片隅に住む若い男女の、世にも奇妙で不器用な恋だ…

びぶりお通信Ｎｏ．５１６ ５／１０ どうも最近、肌が敏感になりすぎて、蕁麻疹などが頻繁に発生しているのですが、 聞くところによると、ゴールデンウィーク中は、日光による蕁麻疹を発生する人が増えるとか。 まあ、お休み中は、ひたすら、睡眠に明け暮れ…

『家庭用事件』 似鳥鶏著 創元推理文庫 287ページ 『理由（わけ）あって冬に出る』の幽霊騒ぎ直前、高校一年の一月に、映研とパソ研の間で起こった柳瀬さんの取り合いを描く「不正指令電磁的なんとか」。 葉山君の妹・亜理紗の友人が遭遇した不可解なひった…