講習会速報!! 第4日目

6月5日、講習会第4日目が開催されました。
今回のテーマは、『製作基準、校正基準』

前日までの宿題(自宅作業)で、データの送受信の操作は、もうバッチリ。
というわけで、今回は、実際に録音図書を製作していく上での、細かい取り決めの説明です。

以下、内容をかいつまんでご紹介

<製作基準>
☆録音時間について:30分程度で、区切りの良いところで1ファイルとする。
☆頭切れ防止のため、録音前には、一呼吸の間をとる。
☆冒頭の、著者名、書名、製作館名、朗読者名などは冒頭コメントのメモが原本と一緒に届くのでそれに従う。
☆原本奥付:
―駝勝著者名は冒頭コメントにそろえる。
定価とISBNを読み込む。
O寝賛渊颪箸靴討かわる事項のみ読む。
ず埜紊蓮峺極椡鏞佞鮟ります」
☆著者紹介:著者名が原本に書かれていなくても、入れて読む。
文言は書いてあるとおり
☆凡例、目次、まえがきなど:原本の順
☆朗読者からのおことわり:特殊な処理をした場合入れる。

<校正基準> ~チェックポイント~
☆形式面:録音事項の内容と順 (冒頭コメント、奥付)
☆聞いて理解できるか 文意に添った適切な読みか
☆読みが間違っていないか
☆聞き取りやすい音声訳か
☆処理は適切に行われているか
☆音の消し残しやダブリはないか
☆雑音はないか

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以上をふまえて次の課題です。

前回の課題は、1枚のプリントを使ってデータのやり取りを練習しましたが、
今回は、抜粋ではありますが、一応、1冊の本の形式にしたプリントです。
奥付や著者紹介ももちろんありますので、今回の基準に従って、朗読者(リーダー)には、朗読を、校正者(パートナー)には、校正をお願いします。
期日は、6月15日まで。
それでは、がんばってください!!