びぶりお工房 全体会報告 その4

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1.18年度事業実績等ご報告 
リーダー 30人 
「お名前、朗読タイトル、著者名、朗読時間等はにってんフォーラム夏号・別冊でご紹介予定。
パートナー 23人(リーダーとパートナーの兼務あり)
コーディネーター  8人(   〃  )  
完成タイトル数   105タイトル(ひとり平均3.5タイトル)  739時間 
1タイトル平均    7時間02分
最短時間作品  2時間13分(「無言館」にいらっしゃい)   
最長時間索引   26時間25分(「贄の夜会」)

2.びぶりおネット、貸出利用状況について(5月11日現在)
独立行政法人福祉医療機構の助成により製作の80タイトルは、びぶりおネットにアップした後、各タイトルのDAISY版を3組製作。
ネット利用第1位 「冬の砦」  1133人  
   〃  第2位 「贄の夜会」 1110人    
デイジー版貸出回数 26回 予約27人(07年02発表)

3.製作者アンケート実施報告
調査の目的は、「新しい録音図書製作システムについて感じていることや課題等を把握するため」。
55人にメール送信、回答数54人、回答率98.2%。
*居住地 東京都(33人)、神奈川県(8人)、千葉県(4人)、北海道、岩手県宮城県茨城県、埼玉県、山梨県富山県岐阜県兵庫県はそれぞれ1人。
7人(13.0%)が関東地方以外の遠隔地に居住。
*45人(83.3%)が自分専用のパソコンを所有。
47人が以前から日常的にパソコンを使用。
*録音・校正ソフトについて、「操作が簡単で、すぐに使いこなせた」(29人、53.7%)、「カセットなどに比べて修正が簡単」(43人、79.6%)。
*参加したことによる影響について、29人(53.7%)が変化ありと回答。
「自分のところで流れを止めてはとの思いで忙しくなった」、「深夜パソコンの前にいる時間がさらに多くなった」、「時間に追われるようになった」など、気になる回答があった。
*45人(83.3%)が1日平均で1時間以上の作業、そのうちの22人(40.7%)が2時間以上の作業をおこなっている。
*このオンラインネットワークでの活動を通じての満足感については、37人(68.5%)が満足、3人(5.6%)が不満、12人(22.2%)が両方を選択。満足している理由は、「都合の良いときにいつでも作業ができること」、「問い合わせや情報交換を気軽に円滑におこなえること」、「リーダー、パートナー、コーディネーターの3者が協力して製作にあたることができるので安心」等がある。
満足していない主な理由は、「文字だけで説明するのが難しいことがある」、「連絡をきちんとしないとお互いの都合がわからない」、「顔を見て言えない分、誤解を生じないかと心配なことがある」など。
*システム全般について、改善を希望することや提案事項として、「下調べ票をある程度まとめて送れるよう保存がしたい」、「調査済みと調査依頼とを色違いにしてほしい。
調査依頼の項目を見つけやすく」、「東京近郊のみならず、全国にたくさんのびぶりお工房参加者が増えていくためにも、参加のための講習については、通信教育などでできるだけ簡潔にしてほしい」、「視覚障害者以外の潜在需要を対象として配信してほしい」などの回答があった。