これから製作する本


『人外』 松浦寿輝著 講談社 271ページ


アラカシの枝の股から滲みだし、四足獣のかたちをとった「それ」は、予知と記憶のあいだで引き裂かれながら、荒廃した世界の風景を横切ってゆく…。


世界のへりをめぐるよるべない魂の旅を描く傑作小説。