これから製作する本をご紹介

『世界はまわり舞台』 半藤一利著 創元社 261ページ 
 
文壇華やかなりし昭和30年代は、文士たちが仲良く芝居をしていた時代。文士劇の黒子として活躍した若き著者が、舞台裏で見た錚々たる作家たちの姿をユーモラスに描く。
 
     イラスト、写真あり
 
 
『肺が危ない!』 生島壮一郎著 集英社新書 203ページ
 
タバコが主な原因で起こる肺の生活習慣病COPD慢性閉塞性肺疾患)」の真の恐ろしさとは?
臨床医が「喫煙がもたらす本当の怖さ」に改めて警鐘を鳴らすと共に、肺や呼吸についての役立つ知識を伝授する。
 
     表、グラフ、写真、図あり
 
 
『ごはんよければすべてよし』 宮脇彩著 講談社 159ページ
 
「一食でもまずいものは口にしない。家族揃って食べる。ご飯は炊きたて」がオキテの家で育った著者が、建築家の亡き父が設計した2畳のキッチンでごはん作りにいそしむ日々を綴る。
レシピ付き。
 
*写真あり
 
 
『新聞消滅大国アメリカ』 鈴木伸元著 幻冬舎新書 202ページ
 
アメリカで始まった新聞ジャーナリズムの崩壊。
新聞がなくなると街、国家、世界はどうなるのか? 
ネットから得られる地元情報はごくわずかになり、政治は腐敗し、コミュニティは崩壊へ…。
他人事ではない日本人必読の書。
 
     グラフ2、地図1あり
     数字とカタカナが多いかも
 
 
『ぼくらは海へ』 那須正幹著 文春文庫 320ページ
 
小学校と塾を往復する生活に疑問を抱いた少年たちはイカダ作りを思い立つ。
様々な葛藤と友の死を経て、彼らは何を選択するのか?
 
 
『お礼まいり』 徳岡孝夫著 清流出版 288ページ
 
三島由紀夫から託された遺言、あたたかな交流のあった山本夏彦久世光彦との別れ…。
喪失感を抱えながらも、生きることの意味を問う。
生と死の深淵を見つめた珠玉の随筆集。
 
 
『マイルの奴隷』 青木謙知著 集英社 176ページ
 
買い物や食事はもちろん、出張だってマイルのために!
生活のすべてをマイルに捧げる「実は楽しい」マイラーの実態を、航空評論家の著者が一挙公開。
マイレージを貯める裏ワザも満載。