これから製作する本

『B型の品格 本音を申せば』  小林信彦著 文藝春秋 260ページ

とにかく凝る、さっきとちがうことを平気で口にする、だまされやすい──B型人間は個性的。
だから?
有名人にはなぜかB型が多いのだ
週刊文春」好評連載=クロニクル(年代記)的時評、単行本化第11弾!
*5ページほどの短編が49本


『純情エレジー 豊島ミホ著 新潮社 192ページ
きらめく初恋の日々が過ぎても、人生は続く。
どうしてセックスと結婚以外に、あの人とつながる方法はないんだろう? 
リアルな切なさが胸をしめつける、等身大のエロティック純愛小説全7篇を収録。


『育成力』 小出義雄著 中公新書ラクレ 190ページ

有森裕子高橋尚子…。
豪放磊落な性格と、「ほめて育てる」名指導で知られる著者の金言至言が一冊に。
人を育成する立場に立つすべての人にヒントをもたらす、人材活用の指南書。
*写真あり


『のらくら同心手控帳 化身の鯉』 瀬川貴一郎 徳間文庫 380ページ

夏絵が姿を消した。
愛宕下に住む友人を訪ねると家を出たきり、戻ってこないのだ。
ただ、愛宕権現近くに、夏絵が差していた傘が転がっていた。
何かの事件に巻き込まれたうえ、拐かされたのか。顔見知り総出で探しても、まるで神隠しにあったように見つからない。
数日後、ようやく雪之介宛に夏絵の消息を知らせる怪しげな投げ文が届き…。


『遠くの声に耳を澄ませて』 宮下奈都著 新潮社 225ページ
終わらない毎日に奇跡のようにおとずれる、小さな「気づき」の瞬間…。看護婦、OL、大学生、母親など、普通の人たちがひっそりと語り出す、ささやかだけど特別な12の物語。