これから製作する本をご紹介

ハリー・ポッターと死の秘宝 上下』 J.K.ローリング作 松岡佑子訳 
静山社 566ページ

17歳の誕生日に、母親の血の護りが消える。
「不死鳥の騎士団」に護衛されてプリベット通りを飛び立ったハリーに、どこまでもついていくロンとハーマイオニー
一方、ダンブルドアには思いがけない過去が。
シリーズ第7弾。


『若い人に語る戦争と日本人』 保阪正康著 ちくまプリマー新書 190ページ

満州事変、日中戦争、太平洋戦争…。悲惨な戦争にあけくれた昭和時代。
それらの戦争の本質やその内実をさぐりながら、日本人の国民性を明らかにし、歴史から学ぶことの必要性を問いかける。


『燃えた指 近い昔のミステリー』 佐野洋著 徳間文庫 333ページ

「人生の先輩の話しを聞いておきたい」と始めた”敬老懇談会”。
高校生が近所の老人たちを招いて昔語りを聞くという趣向だ。
しかし、いまどきの若者にとっては、『昭和』という時代そのものがミステリー。
男女七歳にして席を同じゅうせず?
学徒勤労動員って?
興味津々な彼らに刺激されるゲストたち・・・。
名手が贈るノスタルジックな異色ミステリー。


『真夜中の運動会』 池永陽著 朝日新聞出版 400ページ

ほよほよする足、えくぼ、ハチマキ、そして、初恋のきよちゃん。
それは、ボケ始めたじいちゃんが繰り返し言い続ける4つの単語。
その繋がりに気づいたとき、家族は夜の校庭に向かって走り出した-。
優しくも切ない家族小説。


電脳コイル 6』 宮村優子著 磯光雄原作 徳間書店 268ページ

神社の火事と目撃された「赤い柱」の噂の中心には、イサコの名があった。
不穏な空気が漂う大黒市で、7年前に「メガネ」の子どもたちに起きた謎の事件の真相を探ろうとするヤサコたちは、突然メガマス社から呼び出しを受け…。


『魂の仕事人』 【人材バンクネット】編集部編 河出書房新社 255ページ

各分野で魂を込めて仕事をしている人々に「働くということ」をテーマにインタビュー。
14人の仕事人の熱い「生きざま・働きざま」を伝える。
転職支援サイト『人材バンクネット』内の連載を書籍化。


『命をつなげ!ドクターヘリ』 岩貞るみこ作 講談社青い鳥文庫 191ページ

「絶対に、助ける!」
そんな決意をのせて空を飛ぶのがドクターヘリ。
ひとつの命を救うために、多くの人々がそれぞれのベストをつくし、奮闘する。
新米医師の目を通して、知られざる先端医療の世界を描くノンフィクション。


細野晴臣 分福茶釜 細野晴臣 鈴木惣一郎著 平凡社 201ページ

世間のこと、世界のこと、老いること、祈ること、そしてよりよく生きること-。
還暦を迎えた音楽家細野晴臣が、20年来の仲間・鈴木惣一朗を聞き手に語った人生問答。
とかく悩ましいこのご時世を生き抜くための80講。


『のらくら 同心手控帳』 瀬川貴一郎著 徳間文庫 350ページ

定町廻り同心だった父の跡を継いで十年。
いまだ独り身の雨宮雪之介は、同心頭の一人娘夏絵に叱られながら世話を焼かれるほどのだらしなさ。
そんなのらりくらりの雪之介だが、ひとたび事件にかかわれば、見事に快刀乱麻を断つ!書下し本格派捕物帳!


『食のルーツ なるほど面白事典』 日本博学倶楽部 PHP文庫 217ページ

ショートケーキの「ショート」とは何が短いの?
もんじゃ焼きはどのようにして生まれたの?
ギョーザはなぜ三日月形をしているの?
「ホットドッグ」のネーミングの由来は?
――食のルーツをたどってみれば、驚きのエピソードがいっぱいです。
そこで、内容を「おやつ・デザート編」「飲み物編」「ご飯物・粉物編」「肉・魚編」「野菜・果物編」に分け、ひと味プラスのコラム「調味料編」まで加えてまとめたのが、この本です。
食べ物の歴史を遡ってみると、今とはまったく違う姿だったり、思いもしなかった偶然の産物だったり、人と人との激しい愛憎劇や愛情物語があったりで、意外で面白い秘話が満載です。
たとえば、ポテトチップスが最初につくられたのはアメリカのホテルなのですが、それは、ある客にコック長がえらく腹を立てたことで誕生したのでした。
実際にその食べ物を目の前にしたとき、読者はきっと、一緒にいる相手に思わず喋りたくなるはずです。

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