校正の流れ その2

6 録音データのダウンロード
リーダーが読み終わった分のデータをアップロードすると「びぶりお工房」のトップページ「進捗状況」にお知らせが表示されます。
このお知らせをクリックするとダウンロードのダイアログボックスが出ます。
ここでダウンロード先を指定します。
いつも同じところにダウンロードしないと、古いデータが残ったりして混乱の元になりますので、必ず同じフォルダにダウンロードするようにします。
また、「Recdia」を開いたままダウンロードすると新しいデータを「Recdia」が読み取れないことがあります。
その時はダウンロード先のフォルダをRecdia側でもう一度選択しなおすと校正票を表示できるようになります。

7 校正をする
校正をする時は、「Recdia」を開き、ダウンロードしたフォルダを指定します。
その中の校正するファイルを決定してから、ツールバーの「校正票画面」をクリックします。
次に「校正票一覧画面表示」をクリック。
リーダー名、パートナー名、書名、など必要事項を確認します。
パソコンの画面に「Recdia」と校正票が表示されて狭いときは、「Recdia」の「表示」から「縮小」を選択、又は、マイク音量調整の上にある青いマークをクリックすれば「Recdia」の下半分が表示されなくなります。
再生して、間違った箇所があったときはそこで時間表示をクリックします。
クリックした時間が入力されてこの「校正票追加画面」が出るので、その他の必要事項を入力します。
入力後「OK」をクリックすると一覧画面に戻ります。
校正内容を修正したいときは、修正したい行をダブルクリック、または選択して一覧の「校正行編集」をクリックすれば、この追加画面が出て修正できます。
また、「Recdia」で前に戻って別の箇所をクリックし入力しても、時間系列に並べ直されて表示されます。
気になったり迷ったりしたときはそこにマークを付けておけば、後で簡単に呼び出して再度聞くことが出来ますし、後から追加しても並べ替えが自動的に行われます。
一度書いてしまった行を取り消したいときは一覧画面の「校正行の削除」を使います。

校正票の書き込み方
校正票追加画面は、「Recdia」の時間表示部分をクリックすると自動的に時間が入力されて表示されます。
手動で時間を入れ直すこともできます。
この時間はフレーズの呼び出しに使われるので、1~2秒のズレなどは気にする必要はありません。
原本語句欄は漢字仮名で、朗読音声欄・よりよい読み欄は原則としてカタカナで入れます。
しかし、切り方の指摘などの場合は漢字仮名表記で構いません。
書き込みが終わったら、Tabキーで次の欄へ移動できます。
アクセントの表記は数字で表します。
平板・・・〔0〕
頭高・・・〔1〕
後は下がる前の拍数で表します。
詳しくは三省堂大辞林ホームページ
「日本語のアクセントの型」の票をご覧下さい。
複合語にしない場合は、語は「・」でアクセントは「-」でつないで表します。
切って読む箇所は「/」で示します。
書き終わったら下にあるOKボタンをクリックします。
パートナーが校正を終わって校正票を送ると、「prof」という拡張子がついたファイルのコピーがサーバに送られ、同時にコーディネーターにお知らせが届きます。
コーディネーターはこれらをチェックして,直すべきかどうかを判断します。
校正票は、「Recdia」で開いた校正票一覧画面の下にある「送信」ボタンで送ります。
コーディネーターの判断の結果はパートナーにも「校正票承認」に連絡が来ますので、確認しておきます。

8 修正確認をする
コーディネーターが判断した後、リーダーは修正を行い、再びデータをアップロードします。
すると、パートナーの「進捗状況」にお知らせが来ますので、ちゃんと修正されているかどうかチェックをします。
「お知らせ」をクリック又は、進捗状況画面からデータをダウンロードします。
このときも、前回と同じフォルダにダウンロードします。
すると、修正前のファイルに上書きされます。
「びぶりお工房」を閉じてから「Recdia」を開き、ファイルを決定して校正表を開きます。
リーダーが修正したところに○がついていますので、その行をダブルクリック、または、選択状態で「校正行編集」をクリック。
修正箇所あたりが頭出しされますので、Eキーで1~2フレーズ戻って確認します。
修正されていれば、編集画面の「校正者確認」欄に○を、直っていない場合は×を入れます。
確認中、新たな間違いを発見したときは、校正時と同じく、時間をクリックすれば、追加画面が出ますので書き込みます。
すると、新たな校正行として追加されます。
確認が終わったら校正票を送信します。
コーディネーターは、チェックして承認します。
全ての行の修正・確認・承認が終わるまで何度でも受け渡しが行われます。
全て承認が終わると、完成データとして保存されます。
完成データになるとそれ以上の修正はできなくなります。

9 連絡票を使う
コーディネーターやリーダーに連絡や質問などがある場合は、連絡票を使います。
トップページの「連絡票」をクリック、連絡票のページが開きます。
「新規連絡票作成」をクリックし、作成画面を開きます。
宛先を「アドレス帳から」選びます。
この時所属グループを指定すると探しやすくなります。
「所属団体」をクリックし、コーディネーターは「びぶりお工房管理者」リーダーは「びぶりお工房」のア~ワ行でグループになっています。
送りたい人のチェックボックスにチェックを入れたら、「選択終了」をクリック。作成画面に戻ります。
件名と本文を書き込んだら、送信します。
「一時保存」ボタンを使えば、書いている途中で別のページを見ることもできます。
送られてきた連絡表に返信するときは、返信ボタンを使えば、宛先と件名が自動的に入力されます。
アドレス帳を開いて宛先を追加することも可能です。
連絡や質問はできるだけコーディネーター・リーダーの両方に送りましょう。
直接顔を合わせることが無いだけに情報を共有することが作業をスムーズに進めるコツです。