こらから製作する本をご紹介

伝える力  池上彰  PHP研究所  新書: 205ページ  978-4569690810 
仕事の「できる」「できない」を左右するのは、ビジネスの現場で行なわれている日常業務をしっかりやるかどうか。
それには上司や部下、顧客とのコミュニケーションをいかに円滑にするかが鍵を握る。
本書は「話す」「書く」「聞く」の3つの能力の磨き方を紹介。
相手を惹きつける、ビジネス文書を書く、文章力をアップさせるなど、本書の秘訣を習得すれば、仕事が楽しく、やりやすくなること間違いなしだ。

物語の役割  小川洋子  筑摩書房  ちくまプリマー新書053 978-4-480-68753-1
私たちは日々受け入れられない現実を、自分の心の形に合うように転換している。
誰もが作り出し、必要としている物語を、言葉で表現していくことの喜びを伝える。

さくら横丁 さくらももこ 集英社 157P 19cm  写真多少あり  978-4-08-775376-9
ももこが、質問・相談によろず愉快にお答え。
「祖父が金髪イケメンの座敷童子を発見」「テストが5点でした。
この先が不安……」さくらさんの携帯サイトに寄せられる、おかしな相談、質問、報告の数々。
愉快なももこの回答にあなたは必ず大爆笑。
「あんただけにだよ…」と見せてくれた女将の日常も写真つきで公開。

人柱はミイラと出会う  石持浅海  新潮社  単行本: 245ページ  978-4103046714
パラレル世界の日本を舞台に、留学生が変な日本の風習とそれにまつわる謎にぶつかる連作ミステリ。
人柱や黒子、お歯黒などの日本の風習をおかしな感じで現代に定着させた、妙な設定がなされている。
架空の設定ありきで、理論的にやる辺りはSFミステリといえるかな…・・・。
日本殺人事件』のような笑ってしまう日本の雰囲気になってる。

抹殺  東直己  光文社 352P 20cm 978-4-334-92551-2
宮崎一晃は、ゆっくりと全身が麻痺していく難病に冒された、少壮の画家。
しかし、彼にはもう一つ、ウラの顔があった。
宮崎の身の回りの世話をする美貌の介護人・篤子は、彼のウラの稼業を知らない。
破格の契約を交わしている二人のあいだは、カネで結ばれているようでもあり、それだけではないようでもあり…。
シニカルでユーモラスな、異色のハードボイルド・ロマン。

デクスター 幼き者への挽歌  ジェフ・リンジー  白石朗 訳 ヴィレッジブックス文庫 432p   978-4789730655
デクスター・モーガン
表の顔はマイアミ警察の鑑識技官であり、人当たりのよい青年。
だが裏の顔は- 殺人衝動を抑えきれず、満月の夜に悪人を狩る闇の仕置人だった!
あるときデクスターは、警察官である妹のデボラから、一滴の血も残っていないという奇妙な連続殺人事件の捜査を手伝ってほしいと頼まれた。
殺人鬼の心理を知りつくすデクスターは、手がかりを猛追跡し真相に肉薄してゆくが、やがて犯人とのおかしなシンクロニシティが起こりはじめる。
殺人者の正体は一体?次の獲物は?
マカヴィティ賞、ディリー賞、バリー賞などミステリーの新人賞を数多く受賞した逸品!
ドラマでもゴールデン・グローヴ賞ノミネート。話題沸騰のミステリー。