これから製作する本

艦隊これくしょん―艦これ― 陽炎、抜錨します 5』 築地亮平著 ファミ通文庫 288ページ
北方の幌筵泊地に集結した第十四駆逐隊。
ほかの艦と交歓を深めていく第十四駆逐隊の面々は、潜水艦のまるゆに、リンガで出会ったあきつ丸の面影を見る。
だが、まるゆが任務中に行方不明になり…。駆逐艦魂を描く。
同名ゲームのノベライズ。
* イラストあり

 
『みずうみのほうへ』 上村亮平著 集英社 141ページ
7歳の誕生日、2人で出かけた船旅の途中で忽然と姿を消した父。
湖のある町に暮らす伯父に引き取られたぼくは、20代最後の年、甲板で父と遊んだゲームに登場する男そっくりの人物と遭遇する…。
第38回すばる文学賞受賞。

 
『手のひらの幼獣』 三崎亜記著 集英社 270ページ
本物そっくりな動物のイメージを「表出」することができる能力者の日野原柚月。
動物園などで力を生かしていたが、力の運用を国家で統べる「研究所」が設立され…。
異能力にまつわる中編2本を収録。

 
『ナナフシ』 幸田真音著 文藝春秋 320ページ
人は何度でも蘇生する。
「ナナフシ」のように-。
誇りを無くした男と、夢を失った少女。
愛情を注ぎ合う親子のような二人が、傷付きながらも再生していく様を描いた奇跡の人間ドラマ。

 
『島と人類』 足立陽著 集英社 181ページ
人類学者の河鍋未來夫らヌーディスト一行は、「あの島」を目指し、大海原へ挑む。
そこでは、禁断の計画が行われていた。
ヒトとボノボ、属を超えた愛の先にあるものは…。
第38回すばる文学賞受賞。
 
 
『障害者の読書と電子書籍』 日本盲人社会福祉協議会 情報サービス部会編
これからの電子書籍がどうあれば、障害者によりよい読書環境を提供できるのか。
機器環境や仕様の問題だけでなく、出版社と著者との関係、法整備の問題にまで踏み込んで提言する。

* 図表あり

* 写真あり