これから製作する本

257ページ
坂本九がペンを執った文章・詩・エッセイ・対談などや、ライフワークとして取り組んだ福祉活動の記録を中心に構成し、誕生から亡くなるまでの生きた道がわかるよう文章の前後に補筆した。
 
人間の記録143 ジャイアント馬場 王道十六文』 ジャイアント馬場著 日本図書センター 359ページ
その名のとおり、プロレス界の巨星だったジャイアント馬場
少年時代から、プロ野球選手時代、プロレス入り、力道山の死、全日本プロレス設立など、波乱に満ちた生涯を綴る。
87年ジャイアントサービス刊「王道十六文」改題。
 
人間の記録145 今井通子 私の北壁 マッターホルン』 今井通子著 日本図書センター 265ページ
女子大山岳部では山仲間さがしに困り、遠征願望がつのった。そして昭和42年、女性だけ4人によるマッターホルン北壁登頂成功。
今井通子がその半生を振り返る。1968年朝日新聞社刊「私の北壁」の改題。
 
人間の記録144 杉村春子 舞台女優』 杉村春子著 日本図書センター 195ページ
1926年に築地小劇場の巡演を見て感激し、上京。
研究生となり、その後、新劇女優として飛躍、文学座を背負って立つようになる。
大女優・杉村春子がその半生を振り返る。
1980年PHP研究所刊「舞台女優」の改題。
 
人間の記録142 種田山頭火 人生遍路』 種田山頭火著 日本図書センター 250ページ
破れた笠、木の杖、鉄鉢を手に行乞流転の日々を句に託し、酒と旅に生きた山頭火。人々の心の中に今なお強く残る、その漂泊の生涯を記した日記、随筆などをまとめる。
 
人間の記録146 北川民次 メキシコの青春 十五年をインディアンと共に』 北川民次著 日本図書センター 133ページ
クーバで全財産を持ち逃げされ、汚れたカンバスと絵具箱だけを持ってメキシコに渡り、帰国後、社会主義的なリアリズム絵画の先駆者となる。
北川民次がその半生を振り返る。1986年エフエー出版刊「メキシコの青春」の改題。
人間の記録147 赤塚不二夫 これでいいのだ』 赤塚不二夫著 日本図書センター 215ページ
色白で女の子かとおもうほど見目麗しかった幼少時代、トキワ荘での漫画家の卵時代、やがて有名漫画家に…。
赤塚不二夫がその半生を振り返る。
1993年日本放送出版協会刊「これでいいのだ」の改題。
 
人間の記録148 高木東六 愛の夜想曲』 高木東六著 日本図書センター 253ページ
音楽へのめざめ、東京音楽学校を退学してのパリ留学、青春時代の恋愛事件、戦争、戦後の音楽活動とさまざまな人々との出会い…。
作曲家高木東六が「わが人生」を振り返る。講談社1985年刊「愛の夜想曲」の改題。
 
人間の記録149 安部能成 戦後の自叙伝』 安部能成著 日本図書センター 275ページ
終戦後の一高生活に始まり、文部大臣時代、学習院院長と博物館総長をつとめた時代、そして老後まで、社会生活とかかわりを持った青年時代からの半生を振り返る。
新潮社1959年刊「戦後の自叙伝」の改題。
 
戦後映画の定型化された様式を破壊し、強烈な色彩と大胆な構図でくりひろげる清順映画の神髄を示す評論、座談会に、作品「鋳剣」「けんかえれじい」脚本ほかを掲載。
三一書房1970年刊「けんかえれじい」の改題。
 
人間の記録156 草野心平 わが青春の記』 草野心平著 日本図書センター 241ページ
独自の世界を築きあげた「蛙の詩人」が語る愛と感動の人間ドラマ。
著者の青春時代をプラスマイナスなく著す。1965年オリオン社刊「わが青春の記」改題。
 
人間の記録157 木村義雄 将棋一代』 木村義雄著 日本図書センター 465ページ
下町の職人の家に生まれ、将棋の腕を頼りに成功への階段を上りつめて名人となり、将棋界に一時代を築いた棋士の自叙伝。
1976年講談社刊「将棋一代」の改題。
人間の記録158 遠藤実 夢追い人』 遠藤実著 日本図書センター 247ページ
疎開先の新潟から上京し、東京で流しの演歌師をしながら独学で作曲活動を行ない、戦後歌謡史に残る名曲を生み出した著者の自伝。
家の光協会1984年刊「夢追い人」の改題。
 
人間の記録159 水の江瀧子 ひまわり婆っちゃま』 水の江瀧子著 日本図書センター 221ページ
松竹歌劇団男装の麗人として一世を風靡し、引退後は数多くのスターを発掘した名プロデューサーとして活躍した著者が語る半生記。
婦人画報社1988年刊「ひまわり婆っちゃま」の改題。
 
人間の記録160 花田春兆 いくつになったら歩けるの』 花田春兆著 日本図書センター 291ページ
生まれつき脳性マヒにより車椅子での生活を送る著者が、障害を乗り越え俳人として第一線で活躍するまでを描く。
ミネルヴァ書房1974年刊「いくつになったら歩けるの」の改題。
 
人間の記録151 新島襄 わが人生』 新島襄著 日本図書センター 310ページ
若き日、日本脱出、神学生として、同志社、日本から日本へ、晩年と、キリスト教主義教育の創始者新島襄が綴る魂の半世紀。
1946年全国書房刊「わが人生」改題。
 
人間の記録152 天野貞祐 わたしの生涯から』 天野貞祐著 日本図書センター 271ページ
道徳教育の重要性と静かな愛国心をとなえた教育者・天野貞祐が、小・中学時代から、京大教授、一高校長、文部大臣時代までを振り返る。
1953年青林書院刊「わたしの生涯から」の改題。
 
人間の記録153 早乙女勝元 炎の夜の隅田川レクイエム』 早乙女勝元著 日本図書センター 265ページ
青春のパノラマと下町庶民の哀歓を描く、愛と感動の人間ドラマ。
小学館88年刊「炎のなかのリンゴの歌」と、草の根出版会87年刊「失職失恋、そして…」をまとめる。
 
人間の記録154 石坂洋次郎 わが半生の記』 石坂洋次郎著 日本図書センター 257ページ
戦後の大衆に愛された青春文学の巨匠が語る愛と感動の人間ドラマ。
郷里を回想する作品を収める。
1975年新潮社刊「わが半生の記」改題。
 
人間の記録155 井上靖 わが一期一会』 井上靖著 日本図書センター 300ページ
壮大なスケールの歴史小説を描いた物語の名手が語る愛と感動の人間ドラマ。
別離について、旅情について、詩について、その他著者が思ったこと、感じたことについて自由に綴る。
1975年毎日新聞社刊「わが一期一会」改題。