これから製作する本

『アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪』 植草一秀著 講談社 271ページ
 
インフレ、消費税大増税不況、TPP、原発、シロアリ(官僚の天下り温存)、憲法改変、戦争…。
安倍政権が今後日本にもたらす「7つの大罪」を徹底的に検証する。
 
  グラフあり
  地図1枚
  憲法条文あり
 
 
『反・自由貿易論』 中野剛志著 新潮新書 203ページ
 
自由貿易は常に強国にのみ有利に働き、残りの国は利益も雇用も奪われるだけ-。
諸外国の事例、歴史的事実、最新の論文などを改めて検証し、米国が扇動する自由化・グローバル化の虚妄をあぶりだす。
 
  グラフあり
  参考文献あり(英文含む)
 
 
『第四間氷期』 安部公房著 新潮文庫 341ページ
 
文明の行きつく先にあらわれる未来は天国か地獄か?
万能の電子頭脳に平凡な中年男の未来を予言させようとしたことから事態は急転直下、やがて機械は人類の過酷な未来を語りだす…。
現代社会のあり方に警鐘を鳴らすSF巨編。
 
  イラスト有
 
 
ランボー全詩集』 アルチュール・ランボー著 鈴木創士訳 河出文庫 545ページ
 
「このまま進んでも、あるのは世界の果てだけだ」史上、最もラディカルで最も美しい詩群を残して、いまだ燦然と不吉な光を放ちつづけるアルチュール・ランボーの新訳全詩集。生を賭して実践したランボーの「新しい言語」が、かつてない日本語訳によって甦る。
 
 
『カント・アンジェリコ』 高野史緒著 講談社文庫 400ページ
 
18世紀パリ。バチカンから逃げたカストラート(去勢歌手)の謎を知った枢機卿は彼をパリに追い、変死する。
天使の美声はなぜ危険なのか。
豪華絢爛な「電飾」のきらめきのなか、改造美少年の歌声が欧州を破滅に導く…。
 
 
『あなたにだけ』 瀬戸内寂聴著 文春文庫 521ページ
 
インテリアデザイナーの桐子は、大学助教授で翻訳家の省吾と不倫関係にある。
桐子は偶然、省吾の妻を見知るが、彼女も夫に隠れて若い愛人との逢瀬を重ねていて…。さまざまな人間が複雑に絡まって織り成す愛の形を描く。
 
 
『好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く』 瀬那和章著 メディアワークス文庫 275ページ
 
7年前、年下の男の子に好きだと言われた。
それから手も握らせないまま、恋人のような関係をずっと続けている。
そして、私はまた、彼とは別の人を好きになる-。
神戸の街を舞台に三姉妹それぞれの恋を描いた短編集。
 
 
『お軽の涙 金さん銀さん捕物帳』 藤村与一郎著 廣済堂文庫 320ページ
 
芝の新堀川に浮かんだ男は、娘・お軽を下仁田屋と薩摩から守って欲しいと言い遺す。
お軽の不幸な生い立ちを知り、義憤に駆られた銀四郎は、金四郎の助けを借りながら事の真相を追う。痛快シリーズ第2弾。
 
 
警視庁捜査一課9係』 脚本:深沢正樹 小説:来島麦 リンダブックス 320ページ
 
警視庁捜査一課へ配属された刑事・浅輪直樹の直属上司は、検挙率ナンバーワンを誇る9係の係長・加納倫太郎。彼は組んだ新任刑事が半年も経たずに辞めてしまうほどの変わり者で…。
同名ドラマの脚本をもとに小説化。
 
 
腐葉土』 望月諒子著 集英社文庫 560ページ
 
笹本弥生という資産家の老女が、高級老人ホームで殺害された。
いつもお金をせびっている孫の犯行なのか?
そこに生き別れたもう一人の孫という男が名乗りでる。
詐欺事件や弁護士の謎の事故死が、複雑に絡まりはじめ…。
 
 
『縫合 表御番医師診療禄2』 上田秀人 角川文庫 307ページ
 
表御番医師の矢切良衛は、大老堀田正俊が惨殺された事件に不審を抱き、真相追究に乗り出すも何者かに襲われてしまう。やがて事件の裏に隠された陰謀が明らかになり…。シリーズ第2作。