これから製作する本

『果てなき渇望 ボディビルに憑かれた人々』 増田晶文著 草思社文庫 374ページ
彼は、常人の理解を超えたところにボディビルの目指す至高の境地があると考えている。世間からグロテスクと嗤われても、この肉体はこの世に生きる証明だ-。
足ることを知らぬ人間存在の深淵に深く切り込んだノンフィクション。
 
『ダブルダウン勘繰郎トリプルプレイ助悪郎』 西尾維新著 講談社文庫 424ページ
夢も希望もない世の中だって?なければ作ればいいだけじゃないか無理だの不可能だのってのは、実はただの御託だったりするんだよ。まずは手を伸ばしてみるところから始めてみればいいじゃねえか。案外それは、あっさり届いちまうかもしれないぜ(『ダブルダウン勘繰郎』)
一回盗みに入るたびに三人殺す。そう、私こそは三重殺の案山子。夢と希望の化身。私は誰にも捕まらない、私に盗めないものはない、私に殺せない人間はいない。私は道理に満ちていて、私は可能性に満ちている。ゆえに欲しいものは必ず手に入れる(『トリプルプレイ助悪郎』)
『考えすぎた人 お笑い哲学者列伝』 清水義範著 新潮社 269ページ
ソクラテスプラトンからデカルトニーチェサルトルまで、名だたる哲学者たちの摩訶不思議な生き方と考え方を、文体模倣の名手が爆笑物語として再現する。
『新潮ケータイ文庫DX』連載に加筆し書籍化。
 
『スーツケースの中の少年』 レナ・コバブー&アニタ・フリース著 土屋京子訳 461ページ 講談社文庫
旧友から頼まれ、コインロッカーに荷物を取りに行った看護師。
重いスーツケースに入っていたのは裸の男の子だった。
母語が異なり言葉の通じぬ幼い男児を守ると決めた看護師。
2人を追う謎の大男の正体は?
 
『いなばのタイカレー缶レシピ』 飛鳥新社編集部編 128ページ
タイの新鮮な食材を使い、本場の香辛料を使って味を調え、日本人の味覚に合うよう作られた、いなばのタイカレー缶。
リーズナブルさと手軽さを備えた7種の缶詰の魅力と、調味料や具材として活用したレシピを紹介。
  写真つきレシピ集
 
『約束 蘭学塾幻幽堂青春記』 小松エメル著 ハルキ文庫 301ページ
上洛する将軍一行を見ようと集う野次馬の中に、水野八重太たち玄遊堂の面々もいた。
そんな中、秋貞司郎が一言もなく姿を消す。
元々謎めいた秋貞だが、最近とみに動きが怪しく…。
幕末の京を駆ける若き蘭学塾生たちの姿を描く。
 
『間違いだらけの高齢出産』 吉村泰典著 新潮社 191ページ
子供は何歳まで産める?
着床前診断は受けるべき?
老化する卵子の実態は?
多くの不妊症・出産をみてきたベテラン医が、妊娠・出産の最新知識と正しい備え方を教える。
  グラフ2枚あり
 
中島らもの置き土産明るい悩み相談室』 中島らも中島さなえ編 朝日文庫 346ページ
投稿されたお悩みに対する、独自の発想と文体を駆使して綴られた回答。
そこには、悩むことがアホらしくなる「らも節」の魅力が凝縮されていた。
著者の長女が編集しあとがきをつづった、朝日新聞人気コーナーの復刊。
  イラストあり
 
『「性格がいいね」といわれる人に共通点』 渋谷昌三著 新講社ワイド新書 175ページ
「性格がいい」といわれる人には、どんな共通点があるのか? 性格のいい人の表情としぐさ、話し方のコツ、人づきあいなどについて紹介する。出会いと人づきあいが楽しくなる本。
 
『韓国 反日感情の正体』 黒田勝弘著 角川ONEテーマ21 272ページ
日本のK-POPブームの一方で、韓国では竹島や仏像の問題が収束の気配を見せず、反日感情が激化しているように見える。実際はどうなのか? 
在韓30年の日本人記者が、韓国人の複雑な対日感情を明らかにする。
 
ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗』 円谷英明著 講談社現代新書 221ページ
成功と失敗、栄光と迷走を繰り返した末に、会社が他人の手に渡ってしまった背景には、創業者一族の感情の行き違いや、経営の錯誤があった。「
特撮の神様」の孫が、約半世紀にわたる円谷プロの歩み、真実の歴史を明かす。
  家系図1枚
  写真数枚
 
『イモトアキコの地球7周半』 イモトアキコ著 プレジデント社 187ページ
正直きっつい世界のトイレ事情、旅先で病気にならない方法、食事が世界一おいしい国…。5年間で60か国以上を訪れた人気タレント・イモトアヤコが、世界を股にかけたサバイバル術やコミュニケーション術などを綴る。
  写真あり