これから製作する本

『哲学で解くニッポンの難問』 三田誠広著 講談社 191ページ
 
どうすれば問題を解決して、明るく楽しい老後を過ごすことができるのか。
団塊世代芥川賞作家が、フツーの人々が抱えるさまざまな人生の不安に哲学で取り組んだ、60の結論を収録。
 
     Q&A形式
     各章扉にイラスト
 
 
『ビリジアン』 柴崎友香 毎日新聞社 263ページ
 
黄色い日、白い日、赤い日-。
映画、ロック、火花、そして街。
10歳から19歳まで、誰かにいつか存在した、ある瞬間を描いた短編集。
 
 
『オーダーメイド殺人クラブ』 辻村深月著 集英社 375ページ
 
中学二年のふたりが計画する「悲劇」の行方。
親の無理解、友人との関係に閉塞感を抱く少女。
普通の中学生とは違う「特別な存在」となるために、同級生の少年に自分が被害者となる殺人事件を依頼する。
 
 
『醜聞の作法』 佐藤亜紀著 講談社 211ページ
 
18世紀末、金持ちの狒々爺とのぞっとする縁談を壊すために公爵夫人が取った手段は、誹謗文。そう、パリ中に噂を撒けばよい。
その代筆屋として選ばれた、哀れな弁護士ルフォンの命運やいかに…。
エッジの効いた諷刺小説。
     対話形式の部分あり
 
 
ジーノの家』 内田洋子著 文藝春秋285ページ
 
イタリア人は人間の見本かもしれない-。
在イタリア30年の著者が目にした、かの国の魅力溢れる人間たち。忘れえぬ出会いや情景を端正な文章で描ききるエッセイ。
 
 
『人間を信じる』 吉野源三郎著 岩波現代文庫 335ページ
 
若い人に向けて語った人間論・人生論、八・一五を原点とした戦後民主主義論、そして平和への熱い思い、岩波書店編集者としての回想等、『君たちはどう生きるか』で知られる著者が遺した珠玉の論考を集成。
 
 
『ハンドブック 災害と心のケア』 デビッド・ロモ著 水澤都加佐監訳
(株)アスク・ヒューマン・ケア 100ページ
 
長年アメリカの精神科救急チームのスペシャリストとして働いてきた著者が、自らの体験を踏まえて語る、災害時の心のケア。
Q&Aを中心に構成し、実用的なアドバイスを豊富に盛り込んでいる。
     横書き