これから製作する本

Twitter社会論』 津田大介著 洋泉社の新書 192ページ

全世界で爆発的にユーザーを増やし続けているTwitter。今、何が起こっているのか?
 これからどうなるのか?
 いち早くTwitterを使いこなし、「tsudaる」の語源ともなった著者がそのインパクトを読み解く!

*写真、対談あり


『評伝 河口彗海』 奥山直司著 中公文庫 535ページ

大蔵経を求め、日本人として初めて禁断の国チベット密入国
後にその一部始終を語った『西蔵旅行記』で広く知られる河口慧海
あまりに有名なその冒険的生涯とは対照的に、一般的にはほとんど知られていない仏教者としての側面に光を当て、明治から昭和を生きた一人の骨太な知識人の波瀾の生涯を活写。

*写真、略年譜、参考文献、人名索引あり


『笑って死ねる病院』 テレビ金沢 ワニブックス【PLUS】新書 206ページ

死期が迫っている患者にそのことを宣告したとき、家族はどんなことをし、病院は何をしてあげられるのか?
終末期患者の「最後の願い」を叶える金沢市の城北病院の取り組みを通して、末期医療の在り方をあらためて考える。

*写真あり


『テロルの地平』 鳴海章著 光文社 444ページ

東北で見つかった超巨大逆断層。
テロリストたちは日本列島最大の危機を演出すべく行動を開始。
対峙する警視庁公安部と自衛隊の特殊部隊。
狙撃手・仁王頭勇斗は、再び“いのち”を守るため戦場へ向かう。「哀哭者の爆弾」続編。

*2段組


『あの時、バスは止まっていた』 山下洋平著 ソフトバンククリエイティヴ 256ページ

高知で起きた白バイ衝突死事故。
止まっていたバスに、白バイが衝突。
しかし、バスの運転手は裁判で有罪に、そして刑務所に入れられた。
この事故の裁判を長きにわたって取材してきた地方局記者が、警察組織の闇に迫る。

*地図、写真、事件経過の時間表あり


『白いひつじ』 長野まゆみ著 筑摩書房 222ページ

進学のため上京した鳥貝は、大学で出会った学生に、ある男子寮を紹介される。
2階建ての洋館に住まう“おとな”な男たちに、鳥貝は翻弄されるばかりで…。
生意気で才気溢れる青年たちと、素直で愛らしい少年の青春物語。


『親子三代 犬一匹』 藤野千夜著 朝日新聞出版 471ページ

悲しい話も、誰かがつまらなそうにしているのも嫌い。
みんながにこにこしているのが好き! 
柴崎家のアイドル、犬のトビ丸と、祖母から12歳の章太まで親子三代の、自然と笑みがこぼれだす物語。
朝日新聞』連載を単行本化。


『人生の色気』 古井由吉著 新潮社 222ページ

七分の真面目、三分の気まま。僕はこうして生きてきた-。
焼夷弾が降る東京から、昭和の高度成長、あの世とこの世の仲立ちまで、文学の達人が自在に語る人生処方箋。


『「日本三大」なるほど雑学事典』 株式会社レッカ社編著 PHP文庫 240ページ

日本三景と言えば、松島、天橋立安芸の宮島
では、三大珍味は?」と聞かれて、答えられるあなたは相当の「三大通」です。
本書では三名山、三大桜、駅弁御三家、三大頑固などなど、定番の三大から、思わず「へ~」と言ってしまうマニアックなものまで、オールジャンルのトップ3を徹底紹介。
読めば読むほど、知らなかった日本の魅力を、再発見できること間違いなし!
文庫書き下ろし。

*写真、地図、図表あり


盲導犬サフィー、命の代償』 秋山みつ子著 講談社 168ページ

あなたは知っていますか?
盲導犬が交通事故に遭っても、「物」として扱われることを。
強い絆で結ばれていた熊澤さんと盲導犬サフィーを襲った、突然の悲劇。
サフィーを失い、悲しみに暮れる熊澤さんに、さらなるつらい現実が突きつけられる。
それは、「盲導犬は、車いすや杖と同類とみなす」という言葉だった。
盲導犬は、はたして本当にただの「物」でしかないのか―?
この思いはやがて、審判を世に問うための裁判へと進んでいく。
その答えは、サフィーの生涯に込められていたと信じて…。
この世を去ってもなお、人々を不思議な縁で結びつけたサフィーと、そんなサフィーを心から愛した熊澤さんとの美しい日々を綴る、感動ノンフィクション。

*写真あり


アバター 山田悠介著 角川書店 255ページ

クラスで一番地味な高校生である阿武隈川道子は、2年生で初めて携帯電話を手に入れた。
何度も携帯を触り胸を躍らせる道子だが、レアアバターを持ってるだけでクラスを仕切っている阿波野妙子から、SNSサイト“アバQ”に強制的に入会させられる。
そして“アバQ”に登録したその日から道子の日常は一変し、自らの分身“アバター”を着飾ることにハマっていく。
罪を犯し大金を手に入れ“アバター”を華やかにすることで、クラスの女王に君臨した道子は、アバターサークルを設立し日本支配に乗り出すが―。