これから製作する本

『現代語訳吾妻鏡 4 奥州合戦 吉川弘文館 217ページ

秀衡亡き後、奥州藤原氏家督を継いだ泰衡は、鎌倉からの圧力に耐えかね、とうとう義経を自害に追い込む。
だがそれでも泰衡を許さなかった頼朝は、追討の宣旨を待たずに自ら大軍を率いて奥州に向かい進発する。


『現代語訳吾妻鏡 5 征夷大将軍 吉川弘文館 271ページ

奥州藤原氏討滅ののち、頼朝はついに後白河法皇と対面、右近衛大将権大納言を経て征夷大将軍となる。
有力御家人佐々木氏と延暦寺の対立の一方、内乱による「数万之怨霊」を供養する永福寺も完成し、新時代が到来する。


『現代語訳吾妻鏡 6 富士の巻狩』 吉川弘文館 251ページ

関東の王者となった頼朝の開催した富士の巻狩の場での曽我兄弟の仇討ち。
頼朝の2度目の上洛。そして頼朝の急死によって重石を失った幕府は、若き鎌倉殿頼家の失政と有力御家人間の対立の激化により、混迷の時代に突入する…。