これから製作する本

これから製作する本

『鎧月之介殺法帖 手鎖行』 和久田正明著 双葉文庫 303ページ

悪代官の所業をお上に訴えようとして果てた若者の無念を晴らすため、甲州へと旅立った鎧月之介。
だが、眼前に広がっていたのは、代官の手下によって無残に焼き尽くされた村だった。
生か死か、極限まで追い込まれた村人を救うべく、囚われの身となった月之介に人間狩りの魔の手が迫る!
大好評シリーズ第六弾。


『笑える!世界の七癖エピソード集』 岡崎大五著 PHP新書 203ページ

「実は謝るアメリカ人」「簡単にぼられる中国人」「ロシア人は二重人格!?」「猫舌なフランス人」…世界83ケ国を旅してきた著者が抱腹絶倒のエピソードを紹介。
世界は我々の想像をはるかに超えた「クセ」で満ちている!

*簡単な表とイラストあり


『たましくる イタコ千歳のあやかし事件帖』 堀川アサコ著 新潮社 255ページ

「あの人はいま、あんたに憑いてる」 
「イタコ」の千歳と、霊の声が聞こえる家事手伝い・幸代の美女探偵コンビが、次々と起こる猟奇事件に挑む。凶悪事件に潜む人間の業を鋭利な推理で暴く、オカルティック・ミステリ。


『ちっとも偉くなかったノーベル賞科学者の素顔』 石田寅夫著 講談社+α文庫 298ページ

ノーベル賞の歴史はそのまま、現代科学の歴史でもある。
科学者たちは真理を追究し、人類の発展に大きく寄与する業績にたどりつく。
それは不撓不屈の努力の結果であり、しかし偶然もあり、また若い頃の功績が受賞に結びついたりもする。
「物理学は力仕事である」「長生きすると受賞に間に合う」など科学者である筆者のユーモアあふれる筆致でわかりやすく、人生の機微とともに先端科学の基礎知識も得られる一冊。

*図、参考文献、年表あり


午前零時のサンドリヨン 相沢沙呼著 東京創元社 335ページ

須川くんが一目惚れしたクラスメイトの西乃初は、放課後にレストラン・バーでマジックを披露する凄腕マジシャン。
彼女は須川くんたちが巻き込まれる不思議な事件をマジックテクニックを駆使して鮮やかに解決する!


『FM雑誌と僕らの80年代』 恩蔵茂著 河出書房新社 240ページ

レコードもオーディオも高価だったあの頃、FMとラジカセこそが、音に飢えた若者たちの音楽入門だった。
80年代の伝説的雑誌『FMステーション』元編集長が語る、FM雑誌の青春記。

*写真あり


『平日』 石田千著 文藝春秋 240ページ

上野、十条、羽田、吉祥寺、平和島、柴又…。
人気エッセイストが、東京の路上で起きる静かな事件を綴る。
古びた世界が言葉の力で息を吹き返す。
『別冊文芸春秋』連載を大幅に改稿して単行本化。

*写真あり


日経ヴェリタス 大江麻里子のモヤモヤとーく』 日経ヴェリタス編 大江麻里子著 日経ビジネス人文庫 270ページ 

「日本の景気、これからどうなるの?」
「キリンとサントリーは、なぜ統合した?」
GM破綻の原因は?」
テレビ東京アナウンサー大江麻理子が経済・時事・金融のモヤモヤを「日経ヴェリタス編集部」にぶつけて、スッキリ解決!人気ポッドキャスト番組の文庫化。

*対談&コラム
*新聞切り抜き写真あり


岩崎弥太郎 国家の有事に際して、私利を顧みず』 立石優著 PHP文庫 307ページ

天保五年、土佐国に、わが国の海運の礎を築いた男児が生を享けた。
後の岩崎弥太郎である。
幼少時は非凡な文才を発揮したが、経済の表舞台に登場したのは慶応三年、土佐商会主任、長崎留守居役に抜擢された時である。
その後、海援隊経理を担当。
本書は、出生から、坂本龍馬ら幕末維新の英傑たちとの交流、そして三菱を大財閥に育て上げるまでの波瀾の一生を描いた評伝である。