これから製作する本

『Zの悲劇』 和久峻三著 講談社文庫 341ページ

殺害方法も動機も犯人も法廷でひっくり返るクラシック演奏会の帰り、太腿をチクッと刺された女性実業家が二日後に苦悶死した。
毒殺なのか。
自宅のポストには「Z」のカードが。老練の弁護術で真相に迫る。


『人間不平等起源論』 ルソー著 中山元訳 光文社古典新訳文庫 420ぺーじ

わたしたちは、フランス革命を導いたルソーの代表作である本書と『社会契約論』に繰り返し立ち戻ることで、国民がほんとうの意味で自由で平等であるとはどういうことなのか、どうすれば国民が真の主権を維持できるのかを、自分の問題として問い直すことができるはずである。


『14歳からの北朝鮮のすべて』 辺真一(ぴょん・じんいる)著 マガジンハウス
111ページ

核やミサイル武装に拍車がかかり、金正日の健康状態も心配される昨今。
世界中の国々との微妙な駆け引きのもと、軍事が最優先の国策で成り立つ独裁国家北朝鮮
拉致、覚せい剤・偽札製造、工作員によるスパイ活動、核武装……。
「何を考えているのかわからない」、「何をしでかすのか不気味」とも言われるこの国について、建国から政治、経済、国民の生活、そして金正日やその家族までを、コリア・レポート編集長の辺真一がわかりやすく解説しています。
なぜ北朝鮮はトラブルメーカーなのか、なぜ日本を憎むのか、どうすれば隣国付き合いをうまくできるのか。
読めば答えを導き出せる1冊です。