これから製作する本をご紹介

『サイコブレイカー』 セバスチャン・フィツェック著 赤根洋子訳 柏書房
378ページ

女性の精神だけを次々と破壊する奇怪事件が勃発。
その犯人は“サイコブレイカー”だった-。
ストーリーに合わせた変則的なノンブルなど、仕掛け満載のノンストップ・サイコスリラー。
メールアドレスを記入した付箋つき。


『おさがしの本は』 門井慶喜著 光文社 293ページ

簡単には、みつかりません。
この迷宮は、深いのです。生まじめでカタブツの図書館員が、お手伝いいたします。
極上の探書ミステリー。


『ジャパン・スマイル』 川上健一著 PHP研究所 225ページ

人がいて、街があって、暮らしがある―。
「ありがとう」「ごめんなさい」「がんばって」「おつかれさま」そこで生まれる、それぞれのドラマと思い。
読むごとに、心がまるく、あたたかくなる掌編小説。
あなたの心に元気の灯がともる101の小さな物語。


『身の上話』 佐藤正午著 光文社 

この主人公の流され方に、自分は違うと言い切れますか。
人間・人生の不可思議をとことん突きつめる、著者の新たな代表作の誕生。

*文字、細かめ


『夏が僕を抱く』 豊島ミホ著 祥伝社

ゆっくりと遠ざかり始める、夏休みの記憶と、君。
淡くせつない、おさななじみとの恋を描く最新短編集。


『私が見た21の死刑判決』 青沼陽一郎著 文芸春秋 290ページ

重大犯罪を犯した被告たちはいったいどんな人間で何をしたのか?
長年刑事裁判を見続けてきた著者が法廷で見た極刑犯たちの素顔。
誰もが裁判員に選ばれる時代に必読の書。


『「お葬式」はなぜするの?』 碑文谷創著 講談社+α文庫 270ページ

日本人の葬儀観、人との死別をテーマにした映画『おくりびと』のアカデミー賞受賞をきっかけに、葬儀文化や日本人の死生観、死そのものについての議論がマスコミでも再燃している。
葬送ジャーナリストであり雑誌「SOG I」の編集長でもある著者が、社会的儀礼として形骸化されつつある「葬儀」というテーマを深く掘り下げ、問題点を解明する一冊。
超高齢社会に突入しつつある私たちに等しく求められる、葬儀の本当の心構えとは。


あの歌がきこえる 重松清著 新潮文庫 340ページ

友だちになった瞬間にも、旅立ちの日にも――あのメロディーは、俺たちの胸に響いてた。
文庫でしか読めない自伝的青春小説。


『可愛い子には鉄道の旅を』 村山茂著 交通新聞社新書

国鉄の専務車掌で、今は現役の小学校教師が、鉄道が子どもたちの成長に多大な効果をもたらす「教材」であることを、実体験にもとづいて教える。
家族旅行のあり方や初等教育の行く末についてのヒントも満載。


『静子の日常』 井上荒野著 中央公論新社 230ページ

静子・75歳は無邪気でシビア。
息子の婚外デートを阻止し、孫娘の恋を応援…チャーミングな暗躍を描くスパイスの効いた長篇小説。


『東京ご利益スポット散策ガイド』 酒井茂之著 明治書院 216ページ

行ってみると面白い! 
有り難いことや意外なことまで、いろいろ分かる。
良縁・商売繁盛・厄災避けなど、よろず願い事をかなえてくれる東京のご利益スポットを、目的・エリア別に紹介する。

*地図、写真あり


児玉清の「あの作家に会いたい」人と作品をめぐる25の対話』
児玉清著 PHP研究社 225ページ

芸能界きっての読書家として知られる俳優・司会業でお馴染みの児玉清が、宮部みゆき東野圭吾町田康ら人気作家25人と対談。
彼らの創作の秘密に迫る。
『PHP』連載を単行本化。

*顔写真あり


『魂の中小企業』 中島隆著 朝日新聞出版 230ページ

朝日新聞人気連載中、評判の1本を収録。
不況の真っ只中でも、こんなにも努力している企業がある。
普段は表舞台に現れない中小企業の、経営者と従業員の結束、さまざまな挑戦や人間ドラマを紹介。
実直に、懸命に生きる人々の言葉は重みに溢れている。


『14歳からの日本語の基本』 北原保雄著 マガジンハウス 95ページ
「見られる」を「見れる」と言っていませんか?
「足をすくわれる」と「足元をすくわれる」、どちらが正しいかわかりますか?
「お名前をいただけますか?」は、なんだかおかしな言葉づかいだと思いませんか?
新語や流行語が破竹の勢いで生まれ、そしてすぐに消えていく昨今です。
「ら抜き」言葉に代表されるように、長い言葉は省略され、慣用句は誤用され、ヘンな敬語もいっぱい。私たちは気付かないうちに間違った日本語を使っているのです。
そしてこれは若い人に限ったことではありません。
「別にいいじゃないの、通じないわけじゃないんだから」という人もいるでしょう。
それはそうなのです。
でも、だからといって言葉は通じればいい、というものではありません。
通じるというのは必要最低限の条件だからです。
確かに日本語は奥が深く、幅も広く、厚みもあって、うまく使いこなすことは容易ではありません。
しかし、言葉は常に、そして一生、私たちについてまわるもの。
正統な日本語を身につければ、それはまさに一生の宝になるでしょう。
本書では、日本語の現代事情にはじまり、敬語の使い方、間違えやすい日常用語、読み方、書き方、慣用句の使い方など、多方面から日本語にアプローチしています。
45分で基本をしっかり身につけ、日常でその世界を広めて、日本語マスターを目指しましょう!


参考:amazon.cpo.jp
   セブンアンドワイ