これから製作する本

5月の新本

『困った老人と上手につきあう方法』 和田秀樹著 宝島社新書 220ページ
いつの時代も老人は、分別ある円熟した存在、あるいは守られるべき弱者として扱われてきた。
しかし周りを見渡せば、円熟の境地からは程遠い、今どきの「困った老人」たち。暴走老人から、意地悪ばあさん、ボケ始めのおじいちゃんまで、「困った老人」たちの脳と心で起こっていることを知れば、上手に付き合う方法がわかる!
70歳を超えた身内がいる方、必読の一冊。


『女は胆力』 園田天光光著 平凡社新書 240ぺーじ
89歳で元気ハツラツ。
戦後初の女性衆議院議員にして、元園田直外相夫人の天光光さん。
怪物バアサンの異名を持つ、その自由ゴウタン、かつシナヤカな生き方の極意とは?
「胆力」さえ身につけば女に怖いものなし。


『闇の聖杯、光の剣 北斗学園七不思議◆ 篠田真由美著 理論社 336ページ
鬱蒼とした森に囲まれた、歴史ある全寮制の北斗学園。
その広大な敷地内の一画「旧ブロック」には、戦前からの建物が点在し、異空間を作りあげている。
アキ、ハル、タモツは、中等部2年の同級生。新聞部に所属している3人が目下頭を悩ませているのは、文化祭に出品する新聞製作コンクールのネタ。
期限まであと数日なのに、何も思いつかない。ただでさえ頭が爆発しそうなそんな中、学園にまつわる七不思議のひとつ、「記念博物館の謎」を探るはめになってしまう。
さらに、3人に近づいてきた女生徒が謎の失踪を遂げて…。
ドイツ第三帝国の崩壊、暗号、魔女、オカルト…。歴史の闇に秘められていた恐ろしい企みが動きだす。謎が加速する学園ミステリー、第2弾。

書評参考 Yahoo!Japan、Amazon.co.jp