リバイバル びぶりお通信NO.62

2007年5月1日配信のびぶりお通信NO.62をお届けします。

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びぶりお通信 No62 5/1

新たに着手した本
倉敷宮島殺人回廊(梓林太郎)
八日目の蝉(角田光代

新たに読み終わった本
オニが来た(大道珠貴
女子と鉄道(酒井順子
愛と癒しと殺人に欠けた小説集(伊井直行
父の晩年(山口 瞳)
アメリカ第2次南北戦争佐藤賢一

びぶりおネットにアップされた本
かなり上手く生きた(遠藤周作

現在びぶりおネットでは、「揚羽蝶」「七人目の刺客」「薩摩組幕末秘録」「かなり上手く生きた」がベスト10に入っています。
そのほか、びぶりお製作の本が13冊もダウンロードされています。

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どちらが正しいの?
「ニニングミ」か「フタリグミ」か
「二人組」が今月の管理者会義で話題になりました。今やどちらの言い方もあるようですが、強盗などは「ニニングミ」お友達は「フタリグミ」のような感じがするとの意見が多数でした。
「ニニングミ」は古い言い方と言う方もあるとのことでしたが、概ねどちらも可ということになりました。

依存(イソンかイゾン) 既存(キソンかキゾン)
どちらの読みもあるのですが、依存は異存(イゾン)と区別するため「イソン」と読もうということだと思います。
また、「そんする(ソンズとも)は「在る、存在する。」
「ぞんずる」だと「思う、考える」という意味なので「依存・既存」が「そん」が自然かも知れません。

免れる (マヌカレル か マヌガレル)
日本国憲法には「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ~」とあり濁らないということが分かるそうです。
十世紀頃は清音で、室町あたりに濁音が現れ、17世紀の日葡辞書には清音で出ているそうですでも、日本国語大辞典は「まぬがれる」で古くは清音となっているそうです。

10分 (ジップン か ジュップン)
十はもともとかなで書けば「ジフ」でこれは促音化すると「ジッ」になるのだそうです。
合 カフ →カッ(合戦・合羽)
入 ニフ →ニッ(入声・入唐)
  ジフ →ジッ(入魂)
なので「ジップン」が本来の読みと言えるのだそうですが、実際はどちらも使われており、NHKでも「二十世紀」を「ニジッセイキ」ニジュッセイキ」両方認めているそうです。

と、文化庁が出した「言葉に関する問答集」にありました。
要はどちらの読みも間違いではないということです。
上記を参考に御判断ください。