朗読データを保存しておきたい

朗読データは、後工程のデイジー編集などで、加工を加えるため、非圧縮形式で作成されるのが一般的です。
びぶりお工房で使用している、録音ソフトRecdiaでは、設定がPCM22.05kHzモノラルになっています。
この形式、音質が良く、加工しやすいのですが、欠点は要領が大きいこと。
自分で録音したデータをずっととっておきたい。
このデータは永久保存版に。などというときには不便です。

そんなときは、思い切って、ファイル形式を変えて、圧縮してしまうのも一つの方法です。
保存版ですから、それ以上加工しないので、圧縮による音質の悪化も最小限にとどめられます。

圧縮形式としては、小型のプレイヤーの普及しているMP3や、WINDOWSに装備されたWMAなどがあります。
どちらも、もともとの容量の10%くらいの容量になります。

圧縮の仕方は、エンコーダーとよばれるソフトを使うのが一般的です。
フリーソフトもあります。
MP3であれば、午後のこーだ やi-potでおなじみのi-tuneなど、
WMAであれば、メディアエンコーダーで比較的容易に変換できます。

再生には、WINDOWSパソコンに装備のメディアプレーヤーのほか、それぞれ対応の再生機などを使います。