これから製作する本

『遺族外来―大切な人を失っても』 大西秀樹著 河出書房新社 240ページ
遺族に対する社会の支援は、病院も含め十分ではない。
遺族の悲しみに耳を傾ける「遺族外来」を始めた医師が、最愛の人と死別した悲しみ、苦しみを抱えて訪れた人たちがやがて新しい世界に適応していく姿を綴る。
  • 写真あり
 
 
『隠密同心 幻の孤影 一』 小杉健治著 角川文庫 320ページ
風神一族の謎を追って潜入捜査中の上役は行方知れず、いずれ妻にと心を寄せるおつたとの将来も見えず。
孤独な任務の隠密同心の務めに心を揺らす市松――しかしそこには市松の伺い知れぬ深いわけが隠されていた。
 
 
『某には策があり申す―島左近の野望』 谷津矢車著 角川春樹事務所 340ページ
筒井順慶重臣だった島左近は、順慶亡き後、筒井家とうまくいかず出奔。
豊臣秀長蒲生氏郷の客将として活躍したのち、運命の石田三成と出会い、天下を二分する関ケ原で壮絶な戦いに挑む。