これから製作する本

 『70年代日本SFベスト集成1 1971年版』 筒井康隆編 ちくま文庫
日本SFの黄金期である1970年代。
同時代に居合わせたかのように体験できる歴史的アンソロジー
1は、半村良「農閑期大作戦」、眉村卓「真昼の断層」など、1971年の作品を収録する。
*11作品中1作品は漫画
 
『殺人ウイルスを追え』 深谷忠記著 光文社文庫 345ページ
東京でエボラ出血熱の患者が発見された。
その男性患者を感染させたと見られる女の行方が分からず、感染ルートは謎のままで…。エリート研究所内に渦巻く欲望と葛藤とともに描く、ノンストップ・ミステリー。
  図あり
 
『キャンピオン氏の事件簿1 窓辺の老人』 マージェリー・アリンガム著 猪俣美江子訳 創元推理文庫 301ページ
名探偵アルバート・キャンピオン氏の魅力を存分に味わえる日本オリジナル短編集。
袋小路で起きた事件の謎をあざやかに解く「ボーダーライン事件」をはじめ、「窓辺の老人」「未亡人」など小説7編とエッセイ1編を収録する。
  巻末、解説に写真あり
  巻末、作品リストあり
  参考文献あり
 
『保育とは何か』 近藤幹生著 岩波新書 185ページ
財政難のあおりや度重なる政策変更によって翻弄される保育の現場。
「待ったなし」の問題で、何を優先すべきなのか。
乳幼児期保育・教育の現状を歴史の中から見直し、ありうべき保育像を模索する。
  グラフ、表あり
  写真あり
  参考文献あり
 
『算数ができる子の親がしていること』 大迫ちあき著 PHP文庫 233ページ
人気算数教室の講師が、「折り紙でパズル遊びをする」「さんすう言葉を使う」など、楽しく遊ぶだけで自動的に子どもが算数好きになる魔法のコツを紹介します。
おもしろ算数クイズも掲載。
  イラストあり
  図あり
 
『甦る名探偵』 ミステリー文学資料館編 光文社文庫 411ページ
戦後の復興期、雨後の筍のように刊行された探偵小説誌を彩った名探偵たちの、切れ味鋭い推理を厳選した傑作集。
角田喜久雄「霊魂の足」、天城一「不思議の国の犯罪」、飛鳥高「犠牲者」など、全8編を収録する。
  地図1枚あり
 
『ふしぎな国道』 佐藤健太郎著 講談社現代新書 255ページ
なぜ国道60号や99号はないのか? 商店街や階段がどうして国道?
マニアが探し回る“道路元標”って?
奥の深い国道ワールドを案内する。「道路」そのものを楽しむ「国道マニア」の入門書。
『道路』連載をもとに書籍化。
  写真あり
  地図あり
  表あり
 
『<新版>相続はおそろしい』 平林亮子著 幻冬舎新書 207ページ
不動産を兄弟の共有名義にしたことで始まる悲劇、親の死後に判明した異母兄弟との争い-。
生前の準備不足が兄弟姉妹を絶縁へと追い込む。
会計のプロが、相続税増税のポイントと争いを生まない相続の基本を指南する。
  表あり
  図あり
 
『θ 11番ホームの妖精 鏡仕掛けの乙女たち』 籐真千歳著 ハヤカワ文庫 480ページ
東京駅上空に浮かぶ幻のホームに勤務する少女T・Bは、仲間との再会を願っていた。
ある日、駅に謎の車輌が突進してくるという警報が…。
スワロウテイル〉世界の裏の出来事を描いたデビュー書籍に未収録作を加えた完全版。
 
『大学生の迷い方 女子寮ドタバタ日記』 蒔田直子編著 岩波ジュニア新書 231ページ
京都にある同志社大学の女子寮、松蔭寮。
そこで三十数年、悩み多き寮生たちに寄り添ってきた寮母さんが、寮で暮らした人たちが寄せた文章とともに綴る、不器用な生き方のすすめ。 
  写真あり
  イラストあり
  漫画あり
 
『「育ち」をふりかえる 「生きてていい」、そう思える日はきっとくる』 渡井さゆり著 岩波ジュニア新書 213ページ
親に愛された記憶を持たず、孤独と疎外感、深い絶望のなか、自分は何のために生きているのかと問い続けた日々…。
児童養護施設で長く暮らした著者が、自らの生い立ちを振り返る。
  イラストあり
  表あり
 
『閉じる幸せ』 残間里江子著 岩波新書 181ページ
人生は長きにわたる舞台。
折々に幕の閉じどきがやってきます。
そのタイミングを見極め、恐れず勇気をだして閉じてこそ、新たなシーンの幕が開くのです-。
新しい自分を見つける方法を綴った生き方エッセイ。
 
常備菜』 飛田和緒著 主婦と生活社 128ページ
ひき肉のソース炒め、にんじんのグラッセ、切り干し大根のハリハリ漬け、金時豆の甘煮…。
冷蔵庫から出してそのまま食べられる、常備菜のレシピを紹介します。たれ・ソースの作り方も掲載。
  写真入りレシピ集
 
脳科学は人格を変えられるか?』 エレーヌ・フォックス著 森内薫訳 文藝春秋 328ページ
なぜ前向きな性格と後ろ向きな性格があるのだろう?
認知心理学神経科学、遺伝学を組み合わせた先端的な研究を行う著者が、楽観的な人々と悲観的な人々のさまざまな経験を例に引きながら、人格形成の神秘を明らかにする。
  写真あり
  図表あり
  巻末に注あり