これから製作する本

 『貧乏お嬢さま、空を舞う』 リース・ボウエン著 田辺千幸訳 コージーブックス 400ページ
内務省にその腕を見込まれ、王族を守るスパイになった貧乏令嬢。
彼女は故郷のスコットランドで、王位継承者に相次ぐ不審な事故の真相を探ることになる。
 
柳田国男 炭焼日記(人間の記録 170)』 柳田国男 日本図書センター 335ページ
雑誌『郷土研究』の刊行、民俗学研究所の開設などをすすめ、「常民」の生活史に着眼し、柳田学と呼ばれる日本民俗学を創始した柳田国男の生涯。
修道社1958年刊「炭焼日記」の改題。
 
山野愛子 愛チャンはいつも本日誕生(人間の記録161)』 山野愛子 日本図書センター 231ページ
学校教育を通じて美容師の養成と社会的地位の向上に尽力し、国際的にも活躍の場を広げた著者が語る半生記。
1985年婦人画報社刊「愛チャンはいつも本日誕生」の改題。
 
畦地梅太郎 画文集 とぼとぼ六十年(人間の記録 162)』 畦地梅太郎 日本図書センター 211ページ
「山の版画家」と呼ばれ、山と自然をモチーフにした作品を数多く残した著者。その若き日から晩年までの思い出をつづったエッセイ集。講談社1985年刊「とぼとぼ六十年」の改題。
 
井上光貞 わたくしの古代史学(人間の記録 163)』 井上光貞 日本図書センター 313ページ
古代政治史・仏教史の実証的研究をおこなった歴史学者井上光貞
「国家と社会」を追究し続けた歴史学者が綴る研究自叙伝。
『諸君!』連載をまとめる。
82年文芸春秋刊「わたくしの古代史学」の改題。
 
塚本幸一 わが青春譜(人間の記録 164)』 塚本幸一 日本図書センター 211ページ
京都で婦人洋装装身具卸の和江商事を設立、下着ファッション化の波にのり急成長をとげた、女性ファッション企業「ワコール」の創業者・塚本幸一が、若き日を綴った青春記。86年刊「わが青春譜」を収録。
 
萱野茂 アイヌの里 二風谷に生きて(人間の記録 165)』 萱野茂 日本図書センター 237ページ
アイヌ伝統文化の収集・記録を続ける民族文化研究家・萱野茂
自然を愛し、全ての生き物の生きる権利とアイヌ語の継承を訴え続ける男の生き様とは-。1987年北海道新聞社刊「アイヌの里二風谷に生きて」の改題。
 
中村メイコ メイコめい伝(人間の記録 166)』 中村メイコ 日本図書センター 313ページ
作家・中村正常の長女として生まれ、名子役として活躍、戦後はラジオやTVで「七色の声」で人気を博し、舞台・司会・執筆など多彩な活躍を続ける女優・中村メイコの半生記。朝日新聞社1977年刊「メイコめい伝」の改題。
 
三輪田眞佐子 教へ草/他(人間の記録167)』 三輪田眞佐子 日本図書センター 245ページ
女子教育に尽力し、三輪田学園を創立した三輪田真佐子の思想と人生。
1917年日本弘道会有志青年部刊「教へ草」から「経験」を抜粋するほか、「真佐子集」から和歌や漢詩、「三輪田学園百年史」からはその歩みを抜粋し収録。
 
近藤乾三 能―わが生涯(人間の記録 168)』 近藤乾三 日本図書センター 193ページ
宝生流16代宗家宝生九郎知栄に師事、松本長、野口兼資につぐ高弟となり、重厚堅実な芸風で知られ、晩年には謡に独自の境地をひらき、人間国宝となった能楽師の自叙伝。
わんや書店1980年刊「能」の改題。
 
西園寺公一 回顧録「過ぎ去りし、昭和」(人間の記録 169)』 西園寺公一 日本図書センター 359ページ
日中友好の掛け橋として活躍した、民間外交の先駆者・西園寺公一が語る半世紀。
アイペックプレス1991年刊「西園寺公一回顧録「過ぎ去りし、昭和」」の改題。
 
藤子不二雄A 藤子・F・不二雄(人間の記録 171)』 藤子不二雄A 藤子・F・不二雄 日本図書センター 291ページ
さまざまな分野で活躍した人物の自伝や評伝を集めるシリーズ。
自らの体験に基いて漫画を含めた映像文化全般にわたって記した戦後文化史。
 
『野口雨情 郷愁の詩とわが生涯の真実(人間の記録 172)』 野口雨情 日本図書センター 290ページ
さまざまな分野で活躍した人物の自伝や評伝を集めるシリーズ。
172は野口雨情。
多数の童謡や民謡を発表した詩人の、作品や自伝、書簡などを収録する。 
 
田河水泡 のらくろ一代記(人間の記録 173)』 田河水泡 日本図書センター 245ページ
さまざまな分野で活躍した人物の自伝や評伝を集めるシリーズ。
173は田河水泡
幼年時代から、絵描き入門、軍隊生活、全盛期、そして晩年まで、「のらくろ」の作者がその一生を語る。
 
渡辺貞夫 ぼく自身のためのジャズ(人間の記録 174)』 渡辺貞夫 日本図書センター 225ページ
さまざまな分野で活躍した人物の自伝や評伝を集めるシリーズ。
174は渡辺貞夫
日本を代表するミュージシャンとして、ジャズの枠に留まらない独自のスタイルで活躍する著者が、自らの経験とジャズへの思いを語る。
 
今村昌平 映画は狂気の旅である(人間の記録 175)』 今村昌平 日本図書センター 201ページ
さまざまな分野で活躍した人物の自伝や評伝を集めるシリーズ。
175は今村昌平
半世紀以上映画の世界に身を置いて、ドキュメンタリーを含め20本以上の作品を作ってきた著者が、自身の歩みを語る。
 
淀川長治 私の映画遺言(人間の記録 176)』 淀川長治 日本図書センター 210ページ
さまざまな分野で活躍した人物の自伝や評伝を集めるシリーズ。
176は淀川長治
トーキーを耳で聞いた最初のころ、活動写真が町に流れ出したころなど、映画の思い出を自らの歩みとともに振り返る。
 
石津謙介 いつもゼロからの出発だった(人間の記録 177)』 石津謙介 日本図書センター 147ページ
さまざまな分野で活躍した人物の自伝や評伝を集めるシリーズ。
177は石津謙介
学生服しか知らなかった若者にオシャレの楽しみを教え、戦後の紳士服のスタイルを変えた著者が、自らの人生を振り返る。
 
『千玄室 お茶をどうぞ(人間の記録178)』 千玄室 日本図書センター 189ページ
さまざまな分野で活躍した人物の自伝や評伝を集めるシリーズ。
178は千玄室。
千利休居士15代家元を継承し、国際的な視野で茶道文化の浸透に取り組んできた著者が、自らの歩みを振り返る。
 
大宅壮一 自伝(人間の記録 179)』 大宅壮一 日本図書センター 163ページ
さまざまな分野で活躍した人物の自伝や評伝を集めるシリーズ。
179は大宅壮一
軽妙な語り口で人物、世相を鋭く捉え、評論家・ノンフィクション作家として活躍し、多くのジャーナリストを育成した生涯を振り返る。
 
曽野綾子 天駈けるほどの軽やかな魂の自由』 曽野綾子 日本図書センター 321ページ
さまざまな分野で活躍した人物の自伝や評伝を集めるシリーズ。
180は曽野綾子
23歳の時に書いた小説が芥川賞候補になり、文壇デビュー。
幅広いテーマで人間を描く作品を発表し続けてきた著者が、自らの歩みを振り返る。