これから製作する本

『武士の献立』 大石直紀著 小学館文庫 223ページ
 
優れた料理の腕を持つ女性は、加賀藩の料理方の武士から懇願され、彼の息子の元へ嫁ぐ。だが夫は、料理に全く関心がなかった。
同名映画のノベライズ。
 
 
『倅の了見 読売屋天一郎』 辻堂魁著 光文社時代小説文庫 322ページ
 
武家出身で、いまは読売屋「末成り屋」の主となった天一郎を、亡くなった父親の古い友人だという老人が訪ねてきた。
父の死の真相がわかってきたとき、天一郎の前に過去から「悪」が蘇る!
 
 
『カネ遣いという教養』 原敬之著 新著新書 203ページ
 
箸置きに20万円、眼鏡に80万円、文具・オーディオに高級車1台分…。
身銭を切らなければ己は磨けない!
あらゆることにカネを使い続けてきた「運用の専門家」が、「蕩尽」の観点からおカネの本質に迫る。
 
*写真あり
 
 
『黒い白鳥』 鮎川哲也著 光文社文庫 468ページ
 
線路沿いで紡績会社の社長が屍体で発見された。
経営側と対立する労働組合や、金で繋がる新興宗教に疑いの目が向けられるが、捜査は難航する。
鬼貫警部は「ある証拠」に着目して九州へ向かい…。鮎川哲也の記念碑的傑作。
 
*路線図あり
*時刻表あり
 
 
『明日の幸せを科学する』 ダニエル・ギルバート著 熊谷淳子訳 早川書房 373ページ
楽しみにしていたお菓子を食べたら、気持ち悪くなった。
一生大好きだと思っていた恋人が嫌いになった…。
なぜ私たちは未来の幸せを正確に予測できないのか。
その背景にある脳の錯覚や妄想について、心理学者が楽しく解明する。
英国王立協会科学図書賞受賞。
 
*図表あり
 
 
『いそさん』 米村圭伍著 幻冬舎文庫 320ページ
 
質屋の若旦那・清次郎は、身投げをしかけた男を連れ帰り、そのまま居候させる。
余命わずかな清次郎はその男“いそさん”を従え、親しい人を訪ねては奇妙な行動を取り始める。
清次郎の魂胆、いそさんの正体とは…。
 
 
『大人のマナー早わかり大事典』 現代ビスネス研究班編 河出書房新社 351ページ
 
挨拶、ビジネス、身だしなみ、電話やメール、冠婚葬祭、公共スペースでの振る舞いなど、多岐にわたるシチュエーションでのマナー違反を指摘し、「なぜダメなのか」「どのような言動が大人として正しいのか」を簡潔に解説する。
 
*図あり
*表あり
*イラストあり
 
 
『都立中高一貫校10校の真実』 河合敦著 幻冬舎新書 221ページ
 
都立の中高一貫校は、私立と違って授業料が無料のため、人気の的。
しかし高倍率にもかかわらず入学時に「学力試験」がないという矛盾もある。
本当に都立の中高一貫校は「お得」なのか? 
現場にいた著者が徹底検証する。
 
 
成年後見制度とは…』 額田洋一著 東京都社会福祉協議会 
 
成年後見制度について、背景と理念、あらまし、「補助」「保佐」「後見」の各制度、利用手続の流れ、身寄りのいない人の区市町村長による申立て、成年後見登記制度、活用事例、Q&Aほかを掲載する。〈平綴じ〉
*図表あり
 
 
『感動!日本の「第一号」物語777』 日本はじめて収集委員会 宝島社 385ページ
 
日本初のペンネーム作家は紫式部
生命保険をはじめて紹介したのは福澤諭吉
ドライブスルーをはじめたのは海苔店だった!
さまざまなジャンルにおける日本の「第1号」を777個厳選して紹介する。
 
*横書き
*写真、イラスト若干あり
 
 
『日本人の味覚は世界一 「旨味」のわかる驚異の味覚はどこからきたか』 鈴木隆一著 廣済堂新書 224ページ
 
あらゆる食べ物、飲み物の味を味チャートで“見える化”してしまう「味覚センサー」。
これを武器に味のうんちくを語り、テレビや雑誌で話題の“味博士”が、世界一繊細とも言われる「日本人の味覚」を解明する。
 
 
『長寿番組の秘密 テレビの伝説』 文藝春秋編 文春文庫 255ページ
 
水戸黄門」「笑点」「紅白歌合戦」…。誰もが知っているあの番組はいかに作られたのか。国民的長寿番組の秘密を出演者たちが語り尽くす。
倉本聡による「北の国から」続編シナリオも収録。
文芸春秋』掲載記事を再編集。