これから製作する本

『襲名犯』 竹吉優輔著 講談社 343ページ
14年前、ある地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。
逮捕後、その美貌と語り口から、男には熱狂的な信奉者も生まれたが、やがて死刑が執行される。
彼の「死」は始まりにすぎなかった。
そして今、第2の事件が起きる…。
第59回江戸川乱歩賞受賞。
*巻末に江戸川乱歩賞沿革、選評、受賞者リスト(いずれも2段組み)あり
 
出雲大社の暗号』 関裕二著 講談社+α文庫 270ページ
神在月、注連縄、神座、火継ぎ神事、宇豆柱…。
出雲では、なぜすべてが「逆」なのか。
なぜ「巨大」なのか。出雲大社に隠された暗号を解き、ヤマト建国をめぐる分裂と裏切りの壮大なドラマを明らかにする。
*おおむねルビあり
*図あり
*写真あり
*和歌あり(ルビつき)
*古文書からの引用ありますが、口語訳されています。
 
許されざる者』 司城志朗著 幻冬舎文庫 320ページ
1880年、北海道の未開の地。
「もう誰も殺さない」と誓った元幕府軍の“ひと斬り十兵衛”のもとを旧友が訪れ、女郎の敵討ちに誘う。
苦悩のなか十兵衛は、再び刀を抜く決意をし…。
2013年9月公開映画のノベライズ。
 
『みんな邪魔』 真梨幸子著 幻冬舎文庫 440ページ
少女漫画『青い瞳のジャンヌ』をこよなく愛する青い六人会
噂話と妄想を楽しむ中年女性たちだったが、あるメンバーの失踪を機に正体を露にし始める。
飛び交う嘘、姑息な罠、そして起こった惨殺事件
辛い現実から目を背け、ヒロインを夢見る彼女たち。
その熱狂が加速する時、新たな犠牲者が
殺人鬼より怖い平凡な女たちの暴走ミステリ。