これから製作する本

『貧乏お嬢さま、メイドになる』 リース・ボウエン著 古川奈々子訳 コージーブックス 409ページ
 
20世紀初頭のスコットランド
英国王族のはしくれであるジョージーの暮らしは、公爵令嬢とは名ばかりの貧乏生活。
古城を飛び出し、思いきってロンドンでメイドを始めたジョージーは、なんと殺人事件に巻き込まれてしまい…。
 
 
『その一言が余計です。―日本語の「正しさ」を問う』 山田敏弘著 ちくま新書 271ページ
 
「まあ、がんばって」「全然おいしい」 使う側に悪気はなくても、聞き手の気分を害する余計な一言が潜むことばをつい使っていませんか?
なぜ聞き手が苛立つのか、その構造を解説し、ことばの正しさの本質に迫まります。
 
  囲み記事あり
  箇条書き、「」つき、枠付きになっている単語あり
 
 
爆笑問題と考える いじめという怪物』 太田光 NHK「探検バクモン」取材班著 集英社新書 215ページ
 
いじめられたことのある子どもたちや、“いじめ”を起こさない学校を、爆笑問題が現場取材し、専門家やゲストたちと徹底討論。
いじめへの対処法を真剣に議論する。NHK「探検バクモン」をもとに、加筆構成して書籍化。
 
  対談形式
  写真あり
 
 
『一流の想像力―プロフェッショナルは「気づき」で結果を出す』 高野登著 PHPビジネス新書 235ページ
 
小さな店舗で年間1億円分ものジーンズを売る人、クレーマーが大ファンになって帰るホテル…。
リッツ・カールトン元日本支社長が、「想像力」が生んだ信じられない実話を紹介。
理想を現実にする力「想像力」の大切さを説く。
 
 
『嘘の見抜き方』 若狭勝著 新潮新書 185ページ
 
「取調べ」のプロは嘘をどう崩すのか?
相手の目を見ず質問する、嘘を言わずにカマをかける、「イエス・ノー」で答えさせない…。検事生活26年の元東京地検特捜部検事が、そのテクニックを徹底解説する。
 
  囲み記事あり
 
 
『通貨「円」の謎』 竹森俊平著 文春新書 256ページ 
 
通常、金融危機に陥った国の通貨は下落するのに、危機に際してなぜ円高になるのか。
デフレ以上に、この円高こそ、日本経済長期停滞の原因だ。
「失われた10年」の核心に迫り、アベノミクスの成否を占う。
 
  グラフあり
  表あり
 
 
『日本男子なら知っておきたい 悪妻の日本史』 偉人を育てた幕末・明治・大正・昭和の「悪い」女房たち 清水昇著 じっぴコンパクト新書 225ページ
 
坂本竜馬の妻・おりょう新島襄の妻・八重、野口英世の妻・メリー…。
身を挺して夫を支え、時に悪妻となって手綱を引き締め、夫を偉人と呼ばれる人物に押し上げた21人の妻たちを紹介する。
 
  写真あり
  イラストあり
  年表あり
*巻末参考文献あり
 
 
『ちいさなちいさなわが子を看取る NICU「命のベッド」の現場から』 川畑恵美子著 光文社 264ページ
 
仮死状態で生まれ、NICU(新生児特定集中治療室)の機械に命を支えられていたかなえちゃん。
こんな状態で生きていて意味はあるのか、娘は幸せなのか。
悩み続けた両親の葛藤を、看取りに至るまで克明に追ったドキュメント。
 
  写真あり
 
 
『旅は道づれツタンカーメン』 高嶺秀子・松山善三著 中公文庫 285ページ
 
静かに眠る遺跡。
混乱と異様な熱気で煮えくり返る街の中で、たくましく、慎ましやかに暮す人々。
悠々と砂漠を流れるナイル河…。
エジプトの昔と今を伝える、おしどり夫婦の旅行記
「愛の書-亡き母・高峰秀子に捧ぐ」も収録。
 
  写真あり
  地図1
  イラストあり
 
 
コズモポリス ドン・デリーロ著 上岡伸雄訳 新潮文庫 320ページ
 
若くして超巨大ハイテクリムジンから秒単位で金融取引を続ける時代の寵児エリック。
NYをゆっくりと移動する車の中で、その日彼は巨億を失う危機にあった。
しかも殺し屋の影がちらつき…。
2013年4月公開映画の原作。
 
 
『深い疵』 ネレ・ノイハウス著 酒寄進一訳 創元推理文庫 523ページ
 
ホロコーストを生き残り、アメリカ大統領顧問をつとめた著名なユダヤ人が射殺された。司法解剖の結果、被害者がナチス武装親衛隊員だったという驚愕の事実が判明する。
そして第2、第3の殺人が発生し…。
 
 
『君と歩く世界』 クレイグ・デイヴィッドソン著 峯村利哉訳 集英社文庫 400ページ
 
拳ひとつで生きていく男の光と影をあぶり出す表題作ほか、事故で脚を失ったシャチの調教師を描く「ロケットライド」など、カナダ気鋭の作家による、心の深奥に迫る全8編を収録した短編集。