これから製作する本

『TOKYO初夜ものがたり』 梯久美子著 角川書店 240ページ
 
どこかとんちんかんで、空回りして、でも一生懸命な日々。
馬鹿馬鹿しいからこそ、思い出すとほろっとする。
リリー・フランキー鴻上尚史、佐々木常夫ら11人が、上京初日の出来事を語る。
野性時代』連載を単行本化。
 
*脚注あり
 
 
『ブルースカイ』 桜庭一樹著 文春文庫 365ページ
 
1627年、魔女狩りの嵐が吹き荒れるドイツ・レンスで10歳の少女マリーは、「アンチ・キリスト」と遭遇する…。
ドイツ、シンガポール、日本。3つの箱庭で、3つの青空を見たある少女の物語。
 
 
『聖ユルゲンにて・後見人カルステン』 シュトルム作 国松孝二訳 岩波文庫 331ページ
 
抒情的な短篇「みずうみ」で知られるシュトルム(18171888)だが、後期に至るにつれてその作品は次第に叙事的・写実的となり、現実を直視する眼差しを強めていった。
悲恋の物語「聖ユルゲンにて」、父と息子の問題を扱った「ハンス・キルヒとハインツ・キルヒ」など、ままならない人生に葛藤する人間の姿を描いた3篇。
 
 
『日本の元号 平成から大化まで 由来と意味がよくわかる』 歴史と元号研究会著 新人物文庫 256ページ
 
元号がわかれば、時代小説・日本史がもっと楽しくなる!
大化から平成に至るすべての元号について、改元年月日、改元理由、その時代背景についてまとめ、歴史を遡って解説する。
 
*図(家系図など)、表、若干あり
 
 
『特急「ゆうづる3号」の証言』 西村京太郎著 角川文庫 320ページ
 
あや子は田沢湖で田代と知り合うが、田代の車の中で暴行を受けてしまう。
その時、傍の線路を「ゆうづる3号」が通過する。
同日、都内で会社社長が絞殺体で発見され、容疑者として田代の名が挙がるが…。
鉄道ミステリー短編集。
 
 
都市伝説の女 1』 後藤法子著 角川文庫 265ページ
 
抜群のスタイルと美貌を持つ新米刑事・月子は、究極の都市伝説オタク。
あらゆる未解決事件を都市伝説に結びつけ、事件の謎を解いていく!
同名テレビドラマのノベライズ。
 
 
都市伝説の女 2』 後藤法子著 角川文庫 267ページ
警視庁捜査一課の美人刑事・月子が、大好きな都市伝説を証明するため、国会議事堂や東京スカイツリーにまつわる怪事件に挑む。
ドラマの最終回と異なるラストが楽しめる、同名テレビドラマのノベライズ。