これから製作する本

人間の記録 104 石牟礼道子 椿の海の記』 石牟礼道子著 日本図書センター 265ページ
水俣病を取材した作品「苦海浄土」で日本全国に衝撃を与えた著者。水俣に育ち、水俣病をすぐれた文学表現で告発し続ける作家の少女時代を綴る。
     簡単な年譜あり
 
人間の記録 105 内田吐夢 映画監督五十年』 内田吐夢著 日本図書センター
265ページ
硬派な作品でファンの心をとらえ、死の間際まで映画撮影に没頭した映画監督が、映画にかけた夢を語る。
     年譜、作品目録あり
 
人間の記録 106 大賀一郎 ハスと共に六十年』 大賀一郎著 日本図書センター
200ページ
2000年前の古いハスの実に、花を咲かせ蘇らせたハス博士として知られる著者。ハスの研究にささげたその生涯をたどる。
     簡単な年譜あり
 
人間の記録 107 大山康晴 人生に勝つ』 大山康晴著 日本図書センター 
251ページ
常に挑戦の心を忘れず、優勝回数124回を数え、圧倒的な勝率を誇る名棋士である著者。その人生観が窺える文章を収録。
     簡単な年譜あり
 
人間の記録 108 岡田嘉子 悔いなき命を』 岡田嘉子著 日本図書センター
255ページ
1938年、演出家と共にソビエト連邦へ亡命した「樺太の日ソ国境越境事件」で、当時の暗い世相の中に衝撃と共にロマンも与えた女優の自伝。
     簡単な年譜あり
     巻末に自伝に寄せての寄稿あり(フォント小さい)
 
人間の記録 109 小野田寛郎 わがルバン島の30年戦争』 小野田寛郎著 日本図書センター 265ページ
戦後30年もの間フィリピン・ルバン島でゲリラ戦を展開。帰国後、ブラジルに移住し、牧場経営に尽くした著者が、その波乱の生涯を綴る。
     簡単な年譜あり
人間の記録 110 亀井勝一郎 我が精神の遍歴』 亀井勝一郎著 日本図書センター 230ページ
マルクス思想を経て、日本古典の中に魂の拠り所を見出した思想家の精神の記録。
     簡単な年譜あり
 
人間の記録 111 菊田一夫 芝居つくり四十年』 菊田一夫著 日本図書センター
255ページ
「鐘の鳴る丘」や「君の名は」で一世を風靡し、ミュージカルの概念を定着させた劇作家・演劇プロデューサーである著者が、演劇にかける思いを綴る。
     簡単な年譜あり
 
人間の記録112 佐佐木信綱 作歌八十二年』 佐佐木信綱著 日本図書センター 355ページ
正岡子規与謝野鉄幹らとともに、短歌革新運動期に活躍した歌人である著者の、歌一筋に歩んだ人生年代記。折々に詠まれた歌も多数収録。
 
人間の記録 113 沢村貞子 貝のうた』 沢村貞子著 日本図書センター 285ページ
リアルな演技で日本中にその名を浸透させた女優であり、エッセイストでもある沢村貞子が、真心を込めて語る大正・昭和と芸論。
     簡単な年譜あり
 
人間の記録 114 添田唖蝉坊 唖蝉坊流生記』 添田唖蝉坊著 日本図書センター
311ページ
ユーモアと皮肉のある歌で社会改良を唱えた、辻演歌師にして社会主義者である著者が、その流転の人生を綴る。
     簡単な年譜あり
 
人間の記録 115 高群逸枝 火の国の女の日記抄』 高群逸枝著 日本図書センター 327ページ
幼い頃から自己の世界観をもち、女性史研究の先駆者として激しい生き方を選んだ著者が、その波乱の生涯を綴る。
     一部2段組
     簡単な年譜あり
 
人間の記録 116 十七世 中村勘三郎 自伝 やっぱり役者』 十七世中村勘三郎著 日本図書センター 307ページ
7歳で初舞台を踏んで以来、重厚な芸と粋な技巧で戦後歌舞伎を支え続けた著者。広い芸域を誇る人間国宝が、芸術観、人生論を語る。
     全体の1/4は芸歴譜
 
人間の記録 117 南部忠平 南部忠平自伝』 南部忠平著 日本図書センター 121ページ
1932年のロサンゼルスオリンピック三段跳び世界新記録を樹立した著者。自伝のほか、当時の感動を伝える新聞記事を収録する。
     簡単な年譜あり
     新聞のコピーあり
 
人間の記録 118 六世 野村万蔵 狂言の道』 野村万蔵著 日本図書センター 207ページ
現代のセンスで伝統芸を歯切れよく演じて新しいファンを開拓、さらにアメリカ、カナダを巡演し高い評価を受けた狂言師が、芸について縦横に語る。
     簡単な年譜あり
 
人間の記録 119 正木ひろし 事件・信念・自伝』 正木ひろし著 日本図書センター 251ページ
個人雑誌を創刊し軍国主義を糾弾、官憲を告発した「首なし事件」で日本中に衝撃を与えた人権弁護士の先駆者である著者。その行動の軌跡と思想を辿る。
     年譜あり
 
 
人間の記録 120 柳家金語楼 泣き笑い五十年』 柳家金語楼著 日本図書センター 241ページ
落語家、喜劇作家として活躍するだけでなく、喜劇俳優としても軽妙な芸でテレビに舞台に大活躍した著者が、お笑い一筋に生きたその半生を語る。
* 簡単な年譜あり