これから製作する本

『野蛮な読書』 平松洋子著 集英社 295ページ
食と生活のエッセイストとして活躍する著者が、海を泳ぐようにして読む103冊。
読書の魔力をがぶり味わい尽くす。『すばる』掲載を書籍化。
 
『世界の鉄道 日本の鉄道』 博学こだわり倶楽部(編) KAWADE夢文庫 220ページ
日本の混雑なんて目じゃないキケンすぎる通勤列車とは?
外国にも「駅弁」ってある?
ところ変われば、鉄道はまるで違う!
一度は乗ってみたい「名物列車」の数々も大集合。
       写真、イラストあり
       参考文献あり
 
『震災と鉄道』 原武史著 朝日新書 225ページ
早々に当日復旧を断念したJR東日本の決断は正しかったのか?
日本全国の海沿いの路線は内陸に付け替えるべきか?
災害対策にならないリニア建設で誰が恩恵を受けるのか?
震災と鉄道という視点から、現代日本を問う。 
       写真、地図あり
 
『変身』 嶽本野ばら著 小学館文庫 315ページ
彼女いない歴30年の売れない漫画家。
美容整形のプロもさじを投げるほど不細工な彼は、路上で自作の漫画を売りながら暮らしていた。
ところが、ある朝目醒めると、恐ろしく男前になっていて、彼の前に、次々に女の子が現れる。
 
根津権現裏』 藤澤清造著 新潮文庫 380ページ
根津権現近くの下宿に住まう雑誌記者の私は、恋人も出来ず、長患いの骨髄炎を治す金もない自らの不遇に、恨みを募らす毎日だ。
そんな私に届いた同郷の友人岡田徳次郎急死の報。
互いの困窮を知る岡田は、念願かない女中との交際を始めたばかりだったのだが―。
貧困に自由を奪われる、大正期の上京青年の夢と失墜を描く、短くも凄絶な生涯を送った私小説家の代表作。
 
 
『平常心を鍛える』 下園壮太著 講談社+α新書 220ページ
思いもかけない惨事に見舞われたとき、具体的にどのように対処すればいいのか。そのときのために、日ごろからどんな準備をしておけばいいのか。折れない心の磨き方を紹介する。
* 図あり