これから製作する本

岸田國士 Ⅰ 紙風船/驟雨/屋上庭園ほか 岸田國士著 ハヤカワ演劇文庫 445ページ
 
現代演劇の父、岸田國士の戯曲選集刊行開始。
劇に何が語られているかを問うことは、かならずしも劇それ自身の美を問うことではない。劇が劇であるためにまず何よりも大事なのは、劇の言葉である。
つまり劇的文体。
岸田國士はこれを「語られる言葉の美」といい、「非」劇の言葉こそ問題なのだと明言した。
 
     戯曲
     旧仮名遣い
     戯曲の読みに関しては参考音源あり
 
 
『歴史に裏切られた武士 平清盛』 上杉和彦著 アスキー新書 192ページ
 
武士棟梁家の嫡流として生まれ、混迷の平安末期を駆け抜け、初めて武家政治の時代を築いた平清盛
彼はなぜ長い間日本史上で「驕る独裁者」「悪逆非道な人物」とされてきたのか?
その封印された実像に迫る。
 
     家系図、地図あり
     参考文献あり
 
 
『介護のことば』 三好春樹著 講談社 125ページ
 
「盗られ妄想」「尊厳生」「雑踏ケア」…。
55キーワードを通して、“三好流”介護の考え方や方法を説く。
二十四節気と雑節、季節の花も紹介。
毎日新聞』連載をもとに単行本化。
 
     見開きで1語ずつ
     本文、総ルビ
 
 
『なんだかんだの病気自慢』 マガジンハウス クロワッサン特別編集 224ページ
 
病気に悩み、受け止め、ついにはプラスのパワーに変換した72人の痛快な「病気自慢」。『クロワッサン』連載を単行本化。
 
 
『世界を変えた10冊の本』 池上彰著 文藝春秋 271ページ
 
「聖書」「資本論」から「アンネの日記」まで、ジャーナリスト・池上彰が世界史を見渡し、重要書物10冊を厳選。
その内容と歴史的位置づけを徹底解説する。本当の「知力」が身につく名著の読み方がわかる。
 
 
『島国チャイニーズ』 野村進著 講談社 287ページ
 
日本の劇団で活躍する俳優、大学教授、中国人芥川賞作家のほか、留学生、日本に嫁いだ妻たち、池袋のチャイナタウンを取材し、「反中」「嫌中」が蔓延する日本に生きる在日チャイニーズたちのひたむきな人生模様を描く。
 
 
『パリ黙示録 1768娼婦ジャンヌ・テスタル殺人事件』 真梨幸子著 徳間書店 311ページ
 
フランス革命の21年前。
若く美しい貴公子・サド侯爵が暴行事件で訴えられた日、侯爵の醜聞の相手であった娼婦ジャンヌが惨殺死体で発見された。
放蕩貴族の監視を任務とする私服警部ルイ・マレーは捜査を始めるが…。