これから製作する本
桜木泉が、八王子南署強行犯捜査係に異動して、半年が経とうとしていた。
ある日、八王子の坂東産婦人科クリニックで殺人放火事件が起きた。
全焼した院長室からは、銃で撃たれた身元不明の男性と、同病院院長・坂東良平の2つの遺体が発見された。
身元不明の遺体に残された銃弾と、14年前から特命の白石晋太郎が追い続けていた「八王子事件」で使用された銃弾の線条痕が一致し、同一犯の可能性が浮上する。
この特別捜査本部の指揮を執るのは、深沢ユウキ。
再び特命4係のメンバーたちが集まり、合同捜査に当たることになったのだが…。
「絶対零度」の世界が広がる、新たな物語。
2009年11月、警視庁は捜査一課にコールドケースを専門に扱う特命捜査対策室を設置。
残された数少ない証拠、記憶の薄れた関係者の証言、そして最新の科学技術を頼りに事件解決に挑む―警視庁捜査一課の『未解決事件特命捜査対策室』に、3カ月前に配属されたのは新人刑事・桜木泉(上戸彩)。
室長の長嶋秀夫(北大路欣也)に「カメ」とニックネームをつけられながらも、泉は強い個性を持つ捜査員達と、時に対立しながら、時に叱咤激励を受けながら一歩一歩、難事件を解決していく。
2010年春に放映された、人気ドラマ「絶対零度」(フジテレビ系)、完全ノベライズ。
『邪悪』 ステファニー・ピントフ著 七搦理美子訳 ハヤカワ文庫 480ページ
1905年、ニューヨーク郊外で猟奇殺人が発生。
被害者の女性は刃物で切り裂かれたうえ、鈍器でめった打ちにされており、現場は筆舌に尽くし難い惨状だった。
捜査を開始した刑事のジールは、犯罪者の行動と心理を研究するシンクレア教授なる人物から連絡を受ける。
事件前に今回の手口と酷似した妄想を語っていた男がいるというのだが…
サイコ・サスペンスと歴史ミステリを見事に融合させた、アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作。
1906年ニューヨーク。ブロードウェイの劇場で美しいコーラスガールが殺された。
死体はきらびやかに飾り立てられていた。
猟奇的な連続殺人事件が起きているのだと気づいた刑事ジールは、以前ともに捜査を行なった風変わりな犯罪学者シンクレアに再び協力を求める。
犯罪学黎明期の刑事&犯罪学者コンビの活躍を描く歴史ミステリ・シリーズ。
電子ブックリーダーごとの自炊テクニック、すでに自炊をバリバリこなしている人の体験談、気になる法律面など、電子書籍を「自炊」する場合の知識を網羅する。
Ｗｅｂサイト『誠Ｂｉｚ・ＩＤ』連載をベースに単行本化。
＊ 図、写真あり
先祖は江戸時代、紀州から房総半島へ渡った漁師で、屋号はなぜか「コンニャク屋」。
ルーツを探して右往左往、時空を超える珍道中。
前代未聞の迷走ノンフィクション。
『本の話』連載を単行本化。
＊ 地図2枚
＊ 写真若干
『珍獣病院』ちっぽけだけど同じ命 田向健一著 講談社 225ページ
犬、猫はもちろん、イグアナやプレーリードッグなど、どんなペットの病気でも治そうと奮闘する珍獣ドクターの診療日記。
＊ 写真あり
『武士の風上 空蝉同心隠書』 瀬川貴一郎著 徳間文庫 385ページ
火付盗賊改方の書誌役を勤める里見梧郎。
いつもぼんやりして、いるのかいないのかわからない状態。
そんな彼につけられたあだ名は「空蝉同心」。
しかし、彼には、火盗改メの長官である長谷川平蔵から、解決困難な事件を裏から探索し、解決する密命があった。
「のらくら同心手控帳」シリーズなどで人気の著者が放つ、謎解き、殺陣、人情満載で贈る新たなる痛快娯楽時代小説シリーズ第２弾！
