これから製作する本をご紹介
3月の新本
『ビギナーズラック』 今野敏著 徳間文庫 253ページ
ドライブ中、暴走族に囲まれた一組の男女。
愛する者を守るため、男は立ち上がる。
表題作はじめ、全6編を収録した短編集。
『「鉄」道の妻たち ツマだけが知っている、鉄ちゃん夫の真実』
田島マナオ著 交通新聞社新書 285ページ
鉄道マニアと結婚した「鉄妻」たちが、趣味に明け暮れる夫の姿をどう見ているかを徹底調査。
日ごろフィーチャーされている夫に代わり、「鉄妻」たちが、これまで語ることのなかった思いのたけをリアルに告白する。
* 脚注あり
* 写真あり
* 図、グラフあり
* アンケート結果の記事あり
周囲の人間に不審な死をもたらす「死神体質」の兄・美樹と、発生した事件を解決する「探偵体質」の弟・真樹。
変わり者のミステリー作家が孤島に建てた館・水鱗館に向かった二人は、案の定、不可解な密室殺人事件に遭遇する。
双子の少年と新米刑事が活躍する人気シリーズの第一作。
第37回メフィスト賞受賞。
* 見取り図2箇所あり
『日韓インテリジェンス戦争』 町田貢著 文藝春秋 303ページ
小説よりもリアルな外交官の日韓情報戦争。
大使館のインテリジェンス=情報活動の内幕を公開する。
* 章の扉に写真あり
『なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか』 牧野知弘著 祥伝社新書 255ページ
知れば知るほど奥の深い、土地と不動産の摩訶不思議なカラクリとは?
不動産の持つ本当の価値と、素人でも扱うことができる不動産の魅力を紹介する。
* 表、グラフ、図あり
『どこ行くの、ババ?』 ジャン=ルイ・フルニエ著 河野万里子訳 白水社 163ページ
外では常に人を笑わせるユーモア作家。
家では重度の障害を持つふたりの息子の父。
懺悔と自責の念で激しく苦悩しながら、子どもたちとの日々を素直な思いで綴る、笑いと涙の自伝的小説。
『ゴルフを変える、「一行」レッスン』 高松志門+奥田靖己著 ゴルフダイジェスト社 223ページ
百万言を費やすよりも、心に届く一言がある。
天下無双のゴルフの「芸人」師弟による、前代未聞、たった「一行」でゴルフを変える言葉のレッスン。
『月刊ゴルフダイジェスト』連載から抜粋して単行本化。
* 全編を通して対談
* 写真あり
『天国の風 アジア短篇ベスト・セレクション』 高樹のぶ子編 新潮社 272ページ
「知る」よりも「考える」よりも深く、アジアに「浸る」ため10篇。
『オーシティ』 木下半太著 新潮社 251ページ
世界のワルが集まる近未来の大阪で、絵本探偵・羽田誠は謎のターゲット“耳”を追う。
道頓堀では巨大「グリコの像」に見下ろされ、梅田からタクシーに乗って男の楽園「涅槃タウン」に突撃だ!
超速クライムサスペンス。
一話完結。
放送日の一週間前から登録者の携帯電話に「問題編」のミステリー小説を配信、登録者は犯人を推理して携帯サイトに投票、「解答編」は放送日に番組内で紹介される。
本書は同番組のために執筆された小説八作品を文庫化したものである。
* 写真少しあり
NHKの番組から生まれた新感覚ミステリー文庫第二弾。
自殺志願者五名が謎の孤島に集められた。
一体誰が何のために?(辻真先『嵐の柩島で誰が死ぬ』)。
アパートで、大家にして大学生の男が自殺。
暗殺者養成学校の卒業試験は殺し合い。
勝ち進み、最終課題に臨むのは?(井上夢人『殺人トーナメント』)。
近未来。
犯罪捜査は容疑者の記憶を映像化できるまでに進化していたが…(我孫子武丸『記憶のアリバイ』)。
四人の作家が書き下ろした極上のミステリー。
「問題編」を読んで謎解きに挑戦しよう。