これから製作する本

『夏の入り口、模様の出口』 川上未映子著 新潮社 160ページ
 
人間とは、なんて摩訶不思議な存在なのでありませうか?
未体験ゾーンへ誘う、神秘的・哲学的・反日常的な出来事の数々を綴る。『週刊新潮』連載を単行本化。
 
 
『卵と小麦粉それからマドレーヌ』 石井睦美著 ポプラ文庫ピュアフル 190ページ
 
中学に入学したばかりの菜穂は、「もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」と話しかけてきた亜矢と仲良くなる。
彼女と一緒に図書室に通いつめるなどして学校生活を送る菜穂。
しかし、13歳の誕生日にママが「爆弾発言」をしたことで、状況は一変した。
ママとは強い絆で結ばれていると思ってたのに…。
注目度急上昇の作家・石井睦美の心温まる一作。
 
 
『群青の空に薄荷の匂い』 石井睦美著 ポプラ文庫ピュアフル 205ページ
 
附属中学から女子高に上がった亜矢は、中1からの親友である菜穂と寄り道するなどして「すこぶる平和な学校生活」を送っていた。
ある日、いつもの散歩道で小学校時代の同級生・安藤くんに出会う。
ぐっと背が伸びた安藤くんとの距離が縮まり心ときめく亜矢だったが…。
文庫書き下ろしで贈る、人気作『卵と小麦粉それからマドレーヌ』の3年後を描いた姉妹編。