これから製作する本

『最後の七月』 長薗安浩著 理論社 210ページ
 
「おまえも、体の半分が、動かんくなったつもりで、生きてみんね」
体が不自由な友、勉強ができない友、そして僕。
果てもない未来に立ち向かう少年3人の姿を描く。
 
     文字大きめ
     会話分多め
 
 
『黄色い虫』 由井りょう子著 小学館
 
ヒロポンに溺れ、借金を重ねる作家・船山馨と妻・春子。
懇意にしていた林芙美子の死を機にヒロポンを絶つが、馨の作家としての評価は地に落ちた。
春子は夫の復活を信じるが-。
激動の時代を破天荒に生きた夫婦の人生を描く。
 
* 写真あり  
 
 
詩経』 海音寺潮五郎著 中公文庫 660ページ
 
約三百編を収録した中国最古の詩集が、中国を愛した作家の手で現代に蘇る。
儒教的な意味付けを排した新しい解釈。