こらから製作する本

『関係する女 所有する男』 斎藤環著 講談社現代新書 255ページ
 
男女論の多くは、なぜトンデモ化するのか?
精神科医が男女論が陥る罠を分析しつつ、男女の違いという難問に、「所有」と「関係」というキーワードを使って鮮やかにメスを入れる。
 
     表、1箇所
     巻末参考文献あり
     カタカナ表記多いかも


 
『昭和、あの日あの味』 月刊『望星』編集部編 298ページ
 
誰にでも忘れられない味がある。
そしてその味は、懐かしい風景を蘇らせてくれる。
食糧事情が悪化した戦時中、給料をはたいて鶏の唐揚げをむさぼった幸福感。
輸送船の甲板で口にした大和煮の缶詰のうまさ。
戦後、洋菓子店に並ぶケーキへの憧れ。
台風取材の合間に食べた炊出しのおにぎり。
時々無性に恋しくなる母のいなりずし…。
66人の食の記憶で紡がれる昭和史。
 
 
『Googleの正体』 牧野武文著 マイコミ新書 214ページ
 
異例のスピードで企業規模を拡大させてきたGoogle。
検索、ストリートビューなどを無料で提供し、その一挙手一投足に注目が集まっている。
彼らは何がしたいのか。
Googleの正体を明かし、将来の姿を大胆に予測する。
 
     図表、グラフあり
 
 
『千葉県立海中高校』 青柳碧人 講談社 255ページ
 
海中都市で生まれた少年少女の青春物語
東京湾に造られた海中都市。
夢あふれるこの地で生まれ育った高校生たちはそれぞれの希望と悩みを持って生活していた。
しかし、彼らは、儚い現実を目撃する事に。
 
     巻末に停車駅の表と時刻表あり
 
 
『初陣 隠蔽捜査3.5』 今野敏著 新潮社 291ページ
 
警視庁刑事部長と大森署署長。
幼馴染にして同期の二人の絶妙なやり取りが、難事件を解決に導く。
「隠蔽捜査」シリーズの舞台裏を描く短編8編を収録。