これから製作する本

『使ってはいけない 社会人失格の言葉づかい』 
鈴木あつこ著 KAWADE夢新書 208ページ

用をなさない受け答え、配慮の足りない言葉など、つい口にしてしまいがちだがビジネスシーンでは使ってはいけない言葉を集め、その言葉を使うと相手がどう感じるのか、同じ内容をどう表現すればいいのかをやさしく解説する。

*ちょっと文字の細かい囲み記事あり


『誰も知らないプロ野球「審判」というお仕事』 
篠宮愼一著 祥伝社 230ページ

文句いわれて野次られて、100点満点が当たり前! 
そんなプロ野球審判の苦労や楽しさ、そして野球の素晴らしさを、プロ野球セントラル・リーグ審判員を務めた著者が語る。


『さよならの次にくる 卒業式編』 
似鳥 鶏  創元推理文庫 258ページ

「東雅彦は嘘つきで女たらしです」愛心学園吹奏学部の部室に貼られた怪文書
部員たちが中傷の犯人は誰だと騒ぐ中、オーボエ首席奏者の渡会千尋が「私がやりました」と名乗り出た。
初恋の人の無実を証明すべく、葉山君が懸命に犯人捜しに取り組む「中村コンプレックス」など、「卒業式編」は四編を収録。
デビュー作『理由あって冬に出る』に続くコミカルな学園ミステリ、前編。

*図2箇所、英文1箇所あり


『十代のための新名作 きみが見つける物語 こわ~い話編』
角川文庫 331ページ 赤川次郎江戸川乱歩乙一、雀野目名子、高橋克彦山田悠介 著 

放課後誰もいなくなった教室、夜中の肝試し。
またたく間にクラス中に広がった都市伝説や怪談。
遊びのつもりが追い込まれて本気になったデスゲーム…。
人気作家が集結、それぞれが描いた恐怖の物語とは?いまこそ読みたい物語を厳選、超豪華ラインアップでおくる短編小説集『きみが見つける物語―十代のための新名作』。
「こわーい話編」には、赤川次郎江戸川乱歩乙一雀野日名子高橋克彦山田悠介の短編を収録。

*シリーズものです。


『ピザマンのデリバリーは命がけ事件簿』
L.T.フォークス著 鈴木恵訳 ヴィレッジブックス 350ページ

テリーは腕のいい大工だったが、ちょっと人生につまずいてしまった。
暴力沙汰で刑務所入り。
出所したところで金も仕事もなく、妻にも捨てられ今じゃ屋根裏部屋で居候暮らし。
やむなく近くのピザ店「カーロ」でデリバリーの仕事に就く。
個性派揃いの店の従業員に助けられ、テリーが自分の生活を取り戻しはじめた矢先、嫌われ者の同僚が店の駐車場で刺殺された。
前科のせいで容疑者扱いされるテリー。
明らかにもっとあやしい人物がいるのにもかかわらず、だ。
一向に進まない警察の捜査に業を煮やしたテリーと仲間たちは、自分たちで犯人探しを始めるが…。
小さな田舎町を舞台にした働く男たちのミステリー。


『さよならの次にくる 新学期編』
似鳥 鶏著 創元推理文庫 311ページ

名探偵の伊神さんは卒業、葉山君は進級、そして迎えた新学期。
曲がり角が衝突したことがきっかけで、可愛い一年女子の佐藤さんと知り合った。
入学以来、怪しい男に後をつけられているという佐藤さんのために、葉山君はストーカー撃退に奔走することになる。
苦労性の高校生・葉山君の、山あり谷ありの学園探偵ライフ。爽快なフィナーレまで一気呵成に突き進む学園ミステリ、後編。


無限遠
香納諒一著 小学館文庫 430ページ

「この街は、根っこに様々な問題を抱えています。
新住民と旧住民ということだけではありません。
この学園都市の住民たちは、役職や地位によっていくつもの層に分かれていて、その悪い影響が子どもの中にも出ているんです」
三人の少女達の墜落死に揺れる街で、失踪した青年の捜索を依頼された元カメラマンの探偵・辰巳翔一。青年の無実を信じ、捜査を続ける辰巳の行く手に、新興都市の闇と過去の迷宮がたちはだかる!
ゆがんだ教育環境の下で震える少女たちの孤独と、疵を負った青年の「魂」の救済を描く感動のミステリー。


アルカディアの魔女 北斗学園七不思議』
篠田真由美著 理論社 403ページ

新学年を迎え、寮内の引っ越しに大忙しのアキ、ハル、タモツ。
「七不思議」からは少し距離をおきたいと思っていた矢先、旧ブロックの森の中で「妖精の宴」が行われているという奇妙な噂を耳にする……。
北斗学園シリーズ第3弾!


北方謙三の『水滸伝』ノート』
北方謙三著 NHK出版生活人新書 205ページ

北方謙三の超大作『水滸伝』。
中国四大奇書の一つとされる原典を解体し、再構築した物語のスケールの大きさと躍動感は圧巻だ。
その創作には、著者の渾身の力と知識と体験と思いがこめられている。
作家・北方謙三が、『水滸伝』を中心に、中国の歴史や物語と小説創作とのスリリングな関係を語る。

*表、地図、写真あり


電脳コイル 9』
宮村優子著 原作:磯光雄 徳間書店 255ページ

子供たちの間でウェラブルコンピュータ“電脳メガネ”が大流行している、202X年。フシギ都市・大黒市で、ヤサコとイサコを中心とした子どもたちが、“電脳メガネ”の秘密をめぐってひと夏の冒険を繰り広げる。
第9巻では、カリスマから一転、近隣の小学生たちの憎悪の対象となったイサコと、それを心配するヤサコたちが、“電脳メガネ”の秘密に迫っていく。