これから製作する本

『二枚舌は極楽へ』 蒼井上鷹著 双葉文庫  310ページ

愛妻を亡くした友人が、おれたち三人に告げる。
「妻は殺されたんだ。犯人はお前たちの中にいる。そいつには密かに毒を盛った。素直に白状すれば解毒剤をやる」。
どうする、身に覚えがないのに、疑われているのは間違いなくおれだ!(「野菜ジュースにソースを二滴」)。
仕掛けあり、ヒネリあり、どんでん返しあり—様々な愉しみ方を秘めた、極上の一冊をどうぞ。
*文字小さめ


『女刺客』 和久田正明著 双葉文庫 332ページ

石川島人足寄場に送られていた、遠州無宿の蓑助という男が何者かに殺された。
その蓑助が残した書付のなかに元掛川藩の浪人・海江田頼母の名前があった。月之介は海江田に事の次第を問い質すが、その口は重く閉ざされたままだった…。
身篭っていた妻を殺され修羅の道を行く男の必殺剣に血桜が舞う!
大好評シリーズ第五弾。


セブン&ワイ