これから製作する本

『Dojo―道場』 永瀬隼介著 文春文庫 440ページ

会社をリストラされ、先輩の空手道場を預かることになった藤堂忠之は、お人好しだが空手の腕はなかなかのもの。
潰れかけの道場を立て直そうと奮闘するが、どこかひと癖ある入門希望者たちが、次次と難題を持ち込んできて…。
ひねりのきいたストーリーと鮮やかなアクションシーンが魅力の新・格闘技小説。


『おいしいもの、まずいもの、どうでもいいもの』 佐川芳枝著 幻冬舎文庫 235ページ

春先のふっくら煮蛤、夏の一時期しかないシンコ、初秋の甘い新イカは塩とスダチで、寒ブリは焼いて大根おろしをピリッと効かせ…。
四季折々のネタのウンチクから、語り種になったまずいものの記憶まで、寿司に目がないおかみが綴る、とっておきの裏話。

参考サイト:セブン&ワイ