『ガリレオの苦悩』 東野圭吾 文藝春秋 340ページ
科学を殺人の道具に使う人間は許さない、絶対に…。
「悪魔の手」と名乗る者から、警察と湯川に挑戦状が届く。
事故に見せかけて殺人を犯す彼に、天才科学者・湯川が立ち向かう。
5作品を収録した「
ガリレオ」論理の短篇。
『聖女の救済』 東野圭吾 文藝春秋 380ページ
「これは完全犯罪だ」 男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。
草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。
湯川が推理した真相は…
虚数解。「
ガリレオ」情念の長篇。