音声ガイド付き体験上映会

日本点字図書館では、毎月1回、DVDの音声ガイド付き体験上映会を開催しています。

3月の上映会は、以下のとおりです。

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日本点字図書館における恒例の音声ガイド付き体験上映会のお知らせです。
3月の作品は周防正行(すおまさゆき)監督の大ヒット映画「Shall we ダンス?」です。
イヤ、ホントに面白い映画です!
こりゃ大ヒットするのも当たり前だよなーと。
そんな素晴らしい映画に、素敵な音声ガイドをつけてくださったディスクライバー(音声ガイド制作者)の清水藍さんが、今回の上映会に際してメッセージを寄せてくれましたので紹介したいと思います。

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「Shall we ダンス?」音声ガイドつき体験上映会に寄せて 清水藍

1996年に公開された日本映画「Shall we ダンス?」(Shallとweは英語で、ダンスはカタカナ。最後にクエスチョンマークがつきます)は、それまでどこか時代遅れとみなされていた、社交ダンス教室を
舞台に繰り広げられるハートフルコメディです。
その後海外でも19カ国で上映されて人気を博し、アメリカでは200万人も動員して、アニメを除く日本映画の興行収入記録をつくりました。
さらにこの人気を受けて、2004年にはハリウッドでリチャード・ギア主演によるリメイク版まで制作されました。今回は日本版の上映となります。
日本映画の傑作を、ぜひ音声ガイド付きでお楽しみください!

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体験上映会は誰でも自由参加です。以下詳細やあらすじです。

作品「Shall we ダンス?」(136分:1996年日本映画)
日時:3月15日土曜日 13:00 開演
場所:日本点字図書館 3F 多目的室AB
企画・主催:日本点字図書館 

(あらすじ)
主人公はボタン会社の経理課課長、杉山。
優しい妻と中学生の娘に恵まれ、郊外の住宅地に念願のマイホームを手に入れたものの、どことなく満たされていない毎日を送っていた。
ある日の会社帰り。
いつものように電車にゆられ、途中の駅で電車が止まる。
ドア付近に立っていた杉山は、座っていた人が降りたので座席へ足を踏み出すが、先を越される。
小さく肩を落とし、元の位置に戻る杉山。
閉まっている側のドアにもたれるうなだれていると、ふと窓の外に目を奪われる。
電車の中から見えるダンス教室の窓。
その窓がおもむろにあき、白いワンピースの女性が現れる。
淋しそうな表情で遠くを見つめ佇む、ほっそりとした美しい女性。
電車が動きだすも、杉山は女性に釘付けになっている。
その日以来、杉山は帰りの電車のなかからダンス教室の窓を見上げるのが習慣になる。

ある晩に、とうとう意を決して、途中駅で電車を降り、迷いながらもダンス教室へ行ってみるのだが・・・。

(キャスト)
役所 広司(やくしょこうじ)(役名:杉山)
草刈 民代(くさかりたみよ)(岸川 舞)
竹中 直人(たけなかなおと)(青木;杉山の会社の同僚)
渡辺 えり子(わたなべえりこ)(高橋 豊子;ダンス教室に通う中年女性)
原 日出子(はらひでこ)(杉山 昌子;正平の妻 )
柄本 明(えもとあきら)(三輪;探偵)
徳井 優(とくいゆう)(服部;ダンス教室生徒)
田口 浩正(たぐちひろまさ)(田中;ダンス教室生徒)
草村 礼子(くさむられいこ)(田村 たま子;ダンス教師「たま子先生」)
ほか

監督・脚本・原案;周防正行(すおまさゆき)


皆さん、是非いらしてください!